Apple AR Headset
Ian Zelbo

アップルが近々独自のAR/VRヘッドセットを発表する可能性が高まるなか、この期待の新製品が2022年末まで発売が延期され、当初の出荷台数は非常に少ないことを示唆するアナリスト予測が報じられています。


アップルの未発表製品にくわしいアナリストMing-Chi Kuo氏の投資家向けメモによると、アップルのAR/VRヘッドセットは「2022年末に延期される」とのこと。さらに「本格的な出荷は2023年の第1四半期まで開始されない」ということで、年末に店頭に並ぶとしても、消費者向けに提供される台数が少ないことが仄めかされています。

すでにKuo氏は以前のメモで、アップルはAR/VRヘッドセットの生産が遅れることを見越していると述べていました。なぜなら本製品は競合他社のヘッドセットよりも、はるかに高度なハードウェアと設計を備えていると予想されるためです。

なお、ほかのリーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)の意見やサプライチェーン情報などでも、本製品の正確な発売日は言及されたことがありません。とはいえ、2022年末に発売されるということは、11月~12月に予約注文が開始される可能性があると思われます。


このように、製品発表や予約開始から実際の発売まで時間が空くことは、最近の半導体不足の中では頻繁に起こるようになっています。たとえばAirPods Maxは2020年12月に発表されましたが、予約開始後に出荷予定時期が2021年3月にずれ込んでいます。また2021年9月に発表されたApple Watch Series 7も、発売は約1か月後のことになりました。


本製品については細かな情報が集まりつつあり、つい先日も2つのマイクロ有機ELディスプレイと1つのAMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)パネルを組み合わせた「「革新的な3つのディスプレイ構成」になるとの噂話もありました。ほか各種センサーを備えてハンドトラッキングを実現し、強力なCPUとGPUを搭載するとの予想もあります

それだけのリッチな仕様だけに、価格は「数千ドル」との見通しも有力となっています。

一説では3000ドル前後ともいわれ、一般ユーザー向けのAR/VRヘッドセット製品では成功するとは思えない域に達するようですが、アップルを熱烈に愛するユーザー達が先を争って買い求め、第2世代製品につながる礎を築いてくれると期待したいところです。



Source:9to5Mac