The Apple Health application is seen on a iPhone on December 1, 2017. (Photo by Jaap Arriens/NurPhoto)
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アップルが新たに自社ブランドの「健康ハードウェア」を開発している可能性を示す手がかりが、求人情報から発見されました。

アップルの健康ハードウェアグループは、「アップルブランドの健康ハードウェア製品の設計と開発をリードする」エンジニアリングプロジェクトマネージャー(EPM)を募集しています。Apple Watchも健康関連機能を搭載しているものの「健康ハードウェア」ではなく、それとは別のハードウェア製品に取り組んでいることが明確に示されています。

2017年にアップルは睡眠トラッカーおよび関連アプリ開発企業Bedditを買収しており、その後にBeddit製品の改訂版も発売していますが、アップルブランドではありません。

また健康ハードウェア担当EPMには製品開発の監督だけではなく「アップル内外の他のリソースと対話」やサプライヤーとの「重要なインターフェース」の役割も期待されています。すなわち工場での生産準備や生産そのものの管理までも職務とされ、成功とは「生産前の準備と大量生産の開始の品質と適時性」で定義すると記載されています。

つまり「工場での生産準備の促進」に重点が置かれていることから、すでにアップルブランドの健康ハードウェア製品はかなり開発が進んでおり、すぐに工場生産に入れる可能性が示されているとも解釈できそうです。

アップルはますます健康とフィットネス分野への進出を進めており、2020年末には新サービスFitness+を米国で開始したほか、クックCEOも今後Apple Watchに様々な健康センサー追加を示唆していました

その一方で、アップルの健康ビジネスは現状ではiPhoneとApple Watchの組み合わせに限られています。が、iOS 8以降に導入されたHealthKitはそれ以外のデバイスにも対応できる以上、アップルがApple Watch以外の新たな健康ハードウェア製品を投入するのは理に叶っているようにも思えます。

クックCEOは自社の役割を語る上で「人類に対する最大の貢献は健康」と述べていたことがあります。日常の生活や仕事のあいまに病院に行くのが難しいなか、新たなアップル健康ハードウェアに見守られることで、心臓以外の深刻な疾患も早めに発見できるようになるのかもしれません。

Source:Apple

via:MacRumors