Cryptocurrency
Jakub Porzycki/NurPhoto via Getty Images

アップルが、暗号通貨を含む代替決済(クレジットカード以外の支払い方法)の経験を持つビジネス開発マネージャーを募集していることが明らかとなりました。

ビットコインやデジタル通貨のニュースサイトCoinDeskは、アップルが上記の人材を集める求人広告を出していたと報告しています。以下、該当部分の抜粋です。

Apple Wallets, Payments, and Commerce (WPC)チームは、代替決済パートナーシップをリードする経験豊富なビジネス開発マネージャーを募集しています。私たちはグローバルな代替および新興の決済ソリューションに実績のあるプロを求めています。パートナーシップのフレームワークやビジネスモデルの作成、導入パラダイムの定義、キープレイヤーの特定、戦略的な代替決済パートナーとの関係管理など、あなたの力が必要です。この役職はパートナーの審査、商業契約の交渉と締結、新規プログラムの立ち上げなど、エンドツーエンドのビジネス開発を担当します


さらに重要な応募資格のひとつとして、少なくとも5年以上の「デジタルウォレット、BNPL(後払い/Buy now,Pay Laterの略)、Fast Payments(リアルタイム決済)、暗号通貨などの代替決済プロバイダー勤務、あるいは代替決済プロバイダーとの業務経験」が挙げられています。


この中でも注目を集めているのが、「暗号通貨」を扱った経験者が求められていること。条件としては他にもデジタルウォレットやBNPLの経験があれば良いため、暗号通貨の経験は必須ではありませんが、少なくともアップルが代替決済手段の1つとして暗号通貨を検討している可能性が窺われる、というわけです。

また、これまでのアップル側の発言でも、かつてApple Pay担当副社長のジェニファー・ベイリー氏が暗号通貨を「注視している」と語ったことがあります。ちょうどApple Cardがサービス開始された直後でもあり、その当時から代替決済の幅広い検討を始めていたのかもしれません。


アップルはEpic GamesにApp Storeを介さない独自決済を許さず法廷闘争を繰り広げたり、iPhoneのWalletアプリにApple Pay以外の他社決済サービス持ち込みを拒否したりと、自社が断固として決済手段をコントロールする姿勢を貫いています。

Apple Cardでクレジットカード業界に参入したように、将来的には暗号通貨の扱いを視野に入れている可能性もありそうです。


Source:Coindesk,Apple(webarchive)

via:MacRumors