M1 iPad Pro

先週末にM1 iPad Proが発売となりましたが、それに伴いアップルが新たなサポート文書を公開し、12.9インチモデルのLiquid Retina XDRディスプレイやThunderbolt接続の注意点などの詳細を明らかにしています。

まず12.9インチモデルのLiquid Retina XDRディスプレイについて。公式の仕様ではフルスクリーンの最大輝度が1000ニトに加えて「ピーク輝度が1600ニト」とされていましたが、このうち後者は画像の残りの部分が黒または600ニトの明るさのとき、画面領域の最大40%のハイライトにて1600ニトがサポートされると詳述されています。

またXDRデイスプレイを支える技術についても細かく解説しています。「個別に制御可能なローカルディミング(部分駆動)ゾーンを備えた全く新しい2D mini-LEDバックライトシステム」が、「クリエイティブのプロフェッショナルがワークフローに求めている極めて高いフルスクリーン輝度とコントラスト比、および軸外の色精度を実現する」という目的を達する上で最良の選択だと述べています。

さらに本技術は、M1チップなくしてあり得ないとのこと。「カスタムアルゴリズムがM1チップの高度なディスプレイエンジン上で動作し、ピクセルレベルで動作して、ディスプレイのミニLED層と液晶層を別々に制御し、2つの異なるディスプレイとして扱います。この独自のアルゴリズムにより、ミニLEDと液晶の各レイヤーがトランジションを介して調整され、最適な視覚体験を提供します」と動作原理を解説しています。

そうした画期的な仕組みを前置きした上で「局所的な調光ゾーンの過渡的な特性、例えば黒の背景でスクロールしているときにわずかにぼやけたり、色が変わったりすることは正常な動作です」として、見慣れない現象が不具合でないことも但し書きしています。。

また12.9インチ/11インチM1 iPad Proはともに充電/同期用のUSB-CコネクターはThunderbolt 3/USB 4対応となっています。これにより一部のアクセサリが高い電力を使ってバッテリーを消耗させる可能性があるため、使わないときはをiPad Proから切断するようユーザーに注意を促しています。

そしてセルラーモデルでは5G対応となりましたが、iPhone 12と同じく「5Gでより多くのデータを許容」(「設定」>「モバイル通信」>「通信のオプション」)を有効にした場合、iPadOSアップデートがセルラー経由で可能になることも確認されています。

ほか一新された超広角カメラととM1チップにより可能になった「センターフレーム」、すなわちビデオ会議中に被写体が動き回ったり他の人が入ってきてもフレームに捉え続ける新機能の設定についてもサポート文書が用意されています。

以上、新規あるいは更新されたサポート文書の一覧は以下の通りです。

iPad Proに搭載されたLiquid Retina XDRディスプレイについて

iPadのUSB-Cポートでの充電と接続について

iPadで5Gを利用する

iPad ProでCenter Stage(日本名はセンターフレーム)を使う

Source:MacRumors