M1 iMac G4
Colby Sheets

10月5日は、アップルの共同創業者スティーブ・ジョブズ氏が逝去してから10年目に当たる日であり、ジョブズ氏とともに働き、あるいはジョブズ氏にビジネスの話を持ちかけられた人物の証言が飛び出していました。

この日に合わせて、懐かしのiMac G4に最新のM1チップを搭載したマシンを公開した猛者が現れました。

2002年に発売されたiMac G4はそれまでのiMacからフルモデルチェンジされ、半球形の本体から可動アームが伸び、その先に液晶ディスプレイが付いたマシンです。ジョブズ氏がこのiMacを、sunflower(ひまわり)のようだと表現していたことが知られています。

iOSアプリ開発者のColby Sheets(コルビー・シーツ)氏は、「スティーブ・ジョブズの人生と、彼が多くの人に与えたインスピレーションを記念して」約20年前のiMac G4をM1 Macマシンに変身させたとのこと。その様子をTwitter上で公開しています。

シーツ氏は米MacRumorsフォーラムへの投稿で、このマシンをどうやって実現したかを説明しています。

子供の頃からずっとiMac G4を欲しかったというシーツ氏は、他の人がiMac G4を使ってハッキントッシュ(アップル製ではないハードウェアでMac OSを動かす)を作っているのは知っていたものの、「本物のMacが欲しい」と思っていたそうです。そして従来のMac miniの内部パーツを使おうと考えはしたが、インテル製チップでは、いくつかの理由(サイズ、熱/エアフロー)で上手くいかなかったそうです。

しかしM1チップは発熱も非常に抑えられているため、もう一度試してみようと考えたとのこと。そこでM1 Mac mini(RAM 8GB)を使って、今度は夢が叶ったというしだいです。また気になるのがディスプレイですが、交換は可能だったものの「何も問題がない」ためオリジナルのまま維持するのがベストだと判断したと述べています。

シーツ氏はエンジニアではなく、今回の改造作業でも何人かに助けを求めたと語っています。そのうち感謝を捧げている1人はYouTuberのPendleton115氏であり、iMac G4を外部モニターにする方法を2019年に公開した人物です。

M1 Mac miniはすべての部品がコンパクトな筐体に収まっており、発熱も控えめのためか、「世界初のAppleシリコンiMac」の素材にも使われていました。今後も、想い出の中で生き続ける歴代Macを現代に蘇らせる依り代とされ続けるのかもしれません。

Source:Colby Sheets(Twitter) ,MacRumors Forum

via:9to5Mac