Find My

アップルはWWDC20にて、iOSやiPadOSの標準アプリ「探す」(英語名は「Find My」)をサードパーティ製品にも開放し、iPhoneやiPadから探せるようにすると発表していました。そうしたサードパーティ企業が、自社製品が「探す」上でどように動作するかテストできる公式アプリ「Find My Certification Asst.」(「探す」認証アシスタント)が公開されています。

本アプリは4日(米現地時間)にApp Storeにて新たに登場したもの。アプリの説明では、自社製品と「探す」ネットワークの統合を検討している企業にとっては必要になると述べられています。

これにより「探す」ネットワーク技術を組み込んだアクセサリーの発見や接続、その他の大事な要件を試験できるとのことです。ただ使用が許されるのは、MFi(Made for iPhone)認証を得るためだけに限られます。サードパーティがMFi認証を取得するのは、アップルにライセンス料を支払うことを意味しており、よってアップル側で支援ツールを用意するのは自然なことです。

すでに一部の企業は「探す」ネットワークと連携できる製品を発表済みです。たとえばBelkinの完全ワイヤレスイヤホン「SOUNDFORM Freedom」は「Apple FindMyを設計に統合した最初の製品」だと自らうたっています。

さらにMFi認証支援アプリの公開は、これまでiOS 14.5ベータ版に限られていた「探す」アプリの「持ち物」タブがまもなく正式に有効とされることも予感させます。それは「今後数週間」以内と約束されているiOS 14.5の正式配信と同時になるのかもしれません。

最近「探す」アプリの新機能とセットで噂されてきたのが、アップル純正の失せ物追跡タグAirTags(仮)です。2020年末に3か月連続で開催された新製品発表イベントでも姿を見せず、それ自体が失せ物になった感もありました。が、サードパーティにMFi認証を発行しながら自社製品を出さないとは考えにくいため(ワイヤレス充電器などの例外もありますが)、iOS 14.5正式配信の前後になんらかの動きがありそうです。

Source:AppStore

via:TechCrunch(US),9to5Mac