homeOS

アップルの世界開発者会議WWDC21は日本時間8日午前2時から開催され、そこではiOS 15やiPadOS 15、macOS 12(以上、すべて仮称)など様々な次期OSが発表されると予想されています。それに先立ち、アップルの求人情報に「homeOS」なる未知のOSが記載されていたことが話題となっています。

開発者のJavier Lacort氏が発見したApple MusicのシニアiOSエンジニアの求人情報には、iOS、watchOS、tvOSなど既存のアップル製OSと並んで「homeOS」が2回にわたって言及されています(記事執筆時点では「homeOS」は削除され、「HomePod」と「tvOS」に差し替え済み)。

以下、その抜粋です。

アップル全体のシステムエンジニアと一緒に仕事をすることで、iOS、watchOS、tvOS、homeOSの内部構造を学び、アップルならではの方法でコードをパフォーマンスに最適化できます。私たちのチームに参加して、世界中の音楽愛好家に真の変化をもたらしましょう。

Apple Music Frameworksチームは、アップルのすべてのモバイルプラットフォーム(iOS、watchOS、homeOS)上で、システムに統合されたApple Music体験を可能にするテクノロジースタックを所有しています。


このうち興味深いのは、homeOSを「モバイルプラットフォーム」として、macOSやtvOSよりもiOSやwatchOSに近いカテゴリだと強調しているように見えることです。ただし、記事執筆時点ではそれ以上の情報がなく、なぜそう書かれているのかは不明です。

米MacRumors誌はこれに対し、2つの可能性があると指摘しています。ひとつにはiPad用のiOSが「iPadOS」に、OS Xが「macOS」に変更されたように、現在提供しているスマートホーム用ソフトウェアの名前を変えたに過ぎないのでは、という説。

そしてもう1つは、まったく新しいOSであるかもしれないという説です。

今年の3月、Bloomberg記者でアップルの内部情報に詳しいMark Gurman氏は、アップルにはスマートホーム市場における「統一的な戦略」が欠けているとの関係者の話を伝えていました。そうした文脈では、homeOSは一元化されたスマートホーム戦略を展開するために設計され、HomePodのaudioOSとApple TVのtvOSを統合するソフトウェアとなる可能性も考えられます。

同じ記事のなかでGurman氏は画面とカメラ付きHomePodが開発中との噂も伝えていました。もしかするとWWDC21では、Apple TVとHomePodがニコイチになったスマートディスプレイが発表されるのかもしれません。

Source:Javier Lacort(Twitter)

via:MacRumors