Broken Apple iPhones are seen in a repair shop in Vienna, Austria July 4, 2017. REUTERS/Leonhard Foeger
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Appleは3月30日、独立系修理業者にApple純正のツールや部品、サービスマニュアルなどを提供するIndependent Repair Providerプログラムを、Apple製品が販売されている世界200か国以上の国と地域の大半で利用可能になると発表しました。日本では今週後半からプログラムへの参加登録が開始されます。

Independent Repair Providerプログラムは、米国で2019年に開始されました。スマートフォンやPCなどの修理は、正規のサービス業者以外では純正部品が利用できず、その修理品質にもバラツキがあります。ユーザーにとっては、高くても正規の修理業者に依頼するか、純正部品でなくなっても安い(あるいは近くにある、対応が早い)非正規修理業者に依頼するかの選択が必要な状況でした。

これに対してAppleは、Independent Repair Providerプログラムにより、非正規の独立系修理業者にもApple純正部品やツールを供給し、Apple直営店や正規のサービス業者と同じ品質の修理を受けられるようにします。しばしば取り沙汰される「修理する権利」に歩み寄った形ですが、当然、無制限に提供されるわけではありません。すでに修理業者として店舗を構えてサービスを提供しており、Appleの試験に合格した認定技術者が修理を実施するなどの条件があります。

なお、独立した修理業者と認定されれば、試験はオンラインで無料で受けられます。試験に合格すれば、純正部品やツールを正規サービス業者と同じ価格で購入できるほか、サービスマニュアルなどにもアクセス可能になります。ただし、修理は保証対象外のものに限られます。Apple Care対応の修理を、近くの独立系修理業者で受けられるようになるわけではありません。

それでも、これからは街角の修理業者でも、正規サービス業者と同じ品質の修理を受けられるようになるかもしれません。

Source: Apple