Charger

すでにiPhone 12とiPhone 12 Proの到着報告が相次いでいるなか、アップルのiPhoneマーケティング担当副社長カイアン・ドランス氏がテック系ポッドキャスト「Rich on Tech」に出演し、両機種についてのさまざまな質問に対して回答しています。

5G接続とバッテリー持続時間

この質問に対してドランス氏は「システム全体でソフトウェアの最適化を行う」ことに加えて、新機能「スマートデータモード」(バッテリー駆動時間が大幅に短くならない場合のみ5Gを使用し、それ以外では自動的に4Gに切り替え)に言及。それに加えてアップルが「キャリアパートナーと協力して行ってきた作業」を強調しており、KDDI社長の「通信面でキャリアが徹底チューニングした初のiPhone」との発言が裏付けられています。

ガラスと耐久性

iPhone 12はセラミックシールド導入により「耐落下性能が4倍もアップ」とうたわれていますが、それでも画面保護シートがまだ必要なのか? ドランス氏はこの質問に直接答えていませんが、新たなフラットデザインによりiPhoneがより落下に強くなり耐久性が上がったと説明。かたや背面ガラスにはセラミックシールドが採用されていませんが、それでも「スマートフォンで利用できる最も丈夫なガラス」を採用しており、偶発的な落下に対して「2倍の性能向上」を実現していると述べています。

MagSafeの磁力に対する懸念

新たなMagSafeシステムに内蔵された磁石が、磁気を使ったカードを無効にする可能性があるのか。これにつきドランス氏は、細心の注意を払ったとしつつも、一部のカードが影響を受けるかもしれないと認めています。

すなわち「クレジットカードはかなり強力な磁気ストライプを使っているため、iPhoneの横に置いても問題はないでしょう(中略)ただ気をつけたいのは、ホテルのカードのような使い捨てタイプです」として近づけないことを推奨しつつ「素晴らしいウォレット(シールド機能を持たせたレザーウォレットケース)というオプションもあります」と製品アピールにも余念がないもようです。

充電器の同梱を廃止し、USB-C電源ケーブルのみにした理由

締めの質問として、多くのユーザーがUSB-C電源アダプタを持っていないであろう状況で、なぜUSB-Cケーブルだけを同梱したのか? そう聞かれたドランス氏は興味深いことに「iPhone 12モデルの場合は古いLightningケーブルや電源アダプタを使用できます」と回答としています。

さらに「他のスマートフォン製品や他の家電製品を持っているなら、すでにUSB-C電源アダプタを持っているかもしれません」としつつ「アップルユーザーでMacやiPadをお持ちなら、近年ではこれらの製品にもUSB-C電源アダプタが同梱されており、コンピュータのポート自体にもUSB-Cが搭載されています」として、MacやiPadの電源アダプタの流用も選択肢にあると示唆しています。

つまり新型iPhoneを買う人たちは、すでにMacやiPadを買っている可能性が低くないはず。そうした前提のもとで販売戦略を構築できるのは、ばく大なファンの支持を勝ちえているアップルの強みかもしれません。

Source:Rich DeMuro(YouTube)

Via:MacRumors