Edgard Garrido / Reuters
Edgard Garrido / Reuters

米フォードが、アップルの自動運転システムプロジェクト ”Project Titan”を率いていたダグ・フィールド氏を獲得したと発表しました。フォードはEV、コネクテッドカーなど最新技術を取り込むための戦略「Ford+」を推し進める一環で、テスラ~アップルで手腕を振るっているフィールド氏獲得に動きました。

フィールド氏は現在のテスラの稼ぎ頭であるModel 3開発を指揮した人物であり、アップルに移ってからは特別プロジェクト担当副社長として、自動運転開発を進めるProjekt Titanを率いていたとされます。

アップルのプロジェクトはまだ日の目を見るにいたっていませんが、フォードにとっては今回の人事は大きな補強要素になるはずです。フォードの発表によれば、フィールド氏はジム・ファーリーCEOの直属として先進技術および組み込みシステムの最高責任者の職に就きます。様々な企業を渡り歩いてきたフィールド氏ですが、もともとはフォードでそのキャリアをスタートさせたこともあり、今回のフォードへは復帰というほうが正しいかもしれません。

なお、アップルは最近BMWからEV開発経験の豊富なウルリッヒ・クランツ氏を招き入れ、Bloombergは「自動車開発プロジェクトのリーダー」になると伝えていました。

一方、アップルにとっては、一時は自動車全体の開発を取りやめ縮小していたとされるProject Titanを、ふたたび車両も含めた開発のレールにもどし、活気づいている様子が噂として伝えられていただけに、いまフィールド氏を失うのは大きな痛手かもしれません。フィールド氏はフォードへの復帰に際し、アップルでの仕事内容についてはなにも話していません。秘密保持契約があるとも考えられますが「フォードでの仕事に従事するにあたり、それを妨げるものはなにもない」としました。またフォードにコネクテッドカー開発を強化する「強い願望」があることを知り、そこに加わることを決めたと述べています。

Source:Businesswire

via:CNBC