Volkswagen
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約3年前、アップルは次世代バッテリーの開発を率いていたサムスンの幹部を引き抜いて注目を集めていました。そのバッテリーの第一人者が、今度は大手自動車メーカーのフォルクスワーゲン・グループ(以下VWグループ)に引き抜かれたことが明らかとなりました。

この人物アン・スンホ氏は2015年からサムスンSDI(サムスン電子のバッテリー関連会社)に上級副社長として勤務したのち、2018年12月にアップルにバッテリー開発のグローバル責任者として入社したと報じられていました。スンホ氏はサムスンSDIでリチウムバッテリーパックの開発を主導したといわれ、この採用からアップルがバッテリー開発を内製化する野心が窺われたしだいです。

またアップルは自社ブランドの完全自動運転EV「アップルカー(仮)」に画期的なバッテリー技術を採用したとも噂されており、そのバッテリー生産につき複数の中国企業と「初期段階の協議」を行ったとの報道もありました。スンホ氏は、このプロジェクトに取り組んでいたのかもしれません。

いずれにしろドイツメディアのTagesschau報道によると、「VWグループはアップル社とBMW社のバッテリー技術の重要な専門家2人を口説き落としました」とのこと。さらに「VWはアップルのバッテリー開発の責任者であるスンホ・アンと契約したことを確認した」と述べられています。

実際スンホ氏のLinkedInプロフィールを見ると、アップルからVWに移籍したことが確認できます。

LinkedIn

アップルカーは2025年発売を目指して開発を加速していると噂されていますが、この引き抜きで急ブレーキがかからないよう祈りたいところです。

Source:Tagesschau

via:9to5Mac