アップルがM1 Mac miniの外付けディスプレイに「ピンクの正方形または点」が表示される可能性がある問題を認識しており、調査中との噂が報じられています。
米MacRumorsはアップルが正規サービスプロバイダ向けに上記の件を通知した内部メモを入手したと伝えています。この問題はM1 Mac miniが11月に発売されて以降、アップル公式サポートコミュニティやMacRumors読者フォーラム、大手掲示板Redditに報告が寄せられていましたが、今なお正確な原因は明らかとなっていません。
この症状を確認したユーザーのコメントを総合すると、一般的にはThunderboltよりもHDMI経由で接続したさいに起こりやすいもようです。
アップルは、今後いつまでに修正するといったスケジュールに言及していないとのこと。このメモもmacOS Big Sur 11.2.1のリリースから1週間以上も後の19日に発行されていることから、まだ問題に対処できていないと思われます。もっともmacOS Big Sur 11.3は2日からベータテストを行っており、そちらの正式版がリリースされるまでに修正が準備されるかもしれません。
それまで、アップルは次のトラブルシューティングを案内していると伝えられています。
Mac miniをスリープ状態にする
2分間待ってスリープ解除
Mac miniからディスプレイを取り外し、接続し直します。
[システム環境設定 ]>[ ディスプレイ]でディスプレイの解像度を調整する
Mac miniを再起動した後に症状が再発した場合は、上記の手順を繰り返すよう指示されているとのことです。
M1 Mac miniはUSB-Cポートで外付けディスプレイが認識できない、ウルトラワイドディスプレイ等で一部の解像度が利用できないといった数々の問題が発生していると報告されています。今後のソフトウェアアップデートで解決するよう祈りたいところです。
Source:MacRumors