Apple M2
Antonio De Rosa Designer

アップルが独自開発したM1チップの後継モデルと予想される「M2(仮)」は、次期MacBook Airに搭載されると噂されています。そのM2チップは2021年内に出荷予定だったものの、2022年初頭または下半期まで遅れるかもしれないとのサプライチェーン情報が届けられています。

この情報の発信源は、台湾の電子部品業界誌Digitimesの有料記事です。DigitimesはM2が「2021年内のMacBook Airと一緒に導入される(搭載される)かもしれない」と述べていますが、アップルの未発表製品に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏をはじめ、おおかたの予想は「次期MacBook Airは2022年発売」です。

つまりDigitimes報道が加わったことで「新型MacBook Airは2022年発売」の信ぴょう性が強まりつつも、「2022年」と曖昧にされていた時期が「2022年後半にもなりうる」と具体性を帯びてきたかっこうです。

ちなみに次期MacBook Proは「M1X(仮)」チップ搭載で2022年の第4四半期、おそらく10月下旬~11月上旬に発表される見通しが固まってきた感があります。「新型Proモデルが先に発売、Airは後から」は以前から予想されていましたが、最大1年程度の間隔は開くのかもしれません。

なぜ、これほどの時差が生じるのか。それはM1XチップがM1を基礎にコアを増やした強化版である一方で、M2はコア数が少ないものの新しいアーキテクチャを採用するため、とも推測されます。これらチップが別々に設計されていることは、BloombergのMark Gurman記者も示唆していました。

今回のDigitimes記事ではM2の詳細にも言及しており、まず次期iPhone 13(仮)用のA15 Bionic(仮)と同じアーキテクチャで作られる可能性があるということ。もう1つは、製造プロセスが台湾TSMCの「N5P」、すなわちiPhone 12用のA14チップやM1チップの5nmプロセスを改良した技術で作られるとのことです。

これによりM2はCPUコアはM1と同じ8個を維持、GPUコアは7~8個から9~10個に微増されるに留まりながらも、より高速に動作すると期待されているしだいです。

M1 Macは3モデルとも省電力かつ高性能が人気を呼んでおり、後継モデルを待ち望む人も少なくないはず。あと1年ほどはお預けとなるかもしれませんが、気長に続報を待ちたいところです。

Source:DigiTimes

via:Wccftech