AppleはiPhone 7以降(iPhone 8、SEを除く)、各モデル向けの純正バッテリーケース「Smart Battery Case」を販売してきましたが、MagSafeを採用したiPhone 12向けには、シリーズ共通で使える「MagSafeバッテリーパック」をリリースしました。価格も1万1800円と従来のケース一体型よりも安価になっています。

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▲iPhone 12シリーズの背面に直接、またはMagSafe内蔵ケース越しにピタッとくっつけてワイヤレスで充電。バッテリー容量は1460mAh。カラーは(現時点では)ホワイトのみ

Apple MagSafeバッテリーパック (Amazon)

▲使用開始の前にiPhone 12をiOS 14.7に要アップデート

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▲充電端子はiPhoneと同じLightningを搭載
▲スイッチ類はなく、iPhoneの背面(MagSafe)に貼り付けると充電開始

貼り付く力は、サードパーティ製品より若干強めの印象ですが、左右に力を加えるとズレることはズレます。

▲ロック画面のバッテリーウィジェットで残量を確認できる

▲重量は実測で約113グラム
▲iPhone 12 mini装着時は254グラムと、裸のMax以下
▲iPhone 12 Pro Maxに装着した際の総重量は約341グラム。純正レザーケース込みだと約371グラム(参考までにiPhone 11 Pro Max+Smart Battery Caseの重量は約345グラム)

iPhoneへは通常5Wで充電しますが、20W以上の電源にLightningケーブルで接続すると最大15Wでの充電が行なえます。MagSafeチャージャーの代わりになるということですね。

▲こちらはZendure S2(最大65W)

Zendure S2 Type C 急速充電器 (Amazon)

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▲MagSafeチャージャー代わりになるほか、汎用的なQi充電台としてバッテリーパックを使える

サードパーティ製との違い

手元にあったAnkerのMagSafeバッテリー(3990円)と比べてみます。AppleのMagSafeバッテリーパックはよりスリムで一体感あります。

▲AnkerのMagSafe対応モバイルバッテリーと面積はほぼ同じだが、純正のほうが薄い

Anker PowerCore Magnetic 5000 (Amazon)

充電速度はいずれも5Wなので、そこそこの時間貼り付けっぱなしにする必要があるのは変わりません。純正との違いは容量以外に以下の3つが挙げられます。

  • バッテリーウィジェットでの残量表示

  • 充電端子がLightning

  • 電源につないで15W充電が行なえる

なお、スイッチはありませんが、電源につながずに汎用的なQi充電台としても利用できました(初出時、できないと記載しましたが、お詫びして訂正します)。ただし、出力用の充電ポートはありませんので、いろんな機器をモバイルしている人は、この点は注意しましょう。

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▲丸い位置に置くと、AirPodsも充電可。ただし、ソニーのW1000‐XM4はできなかったので相性がありそう?
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▲iPhone 11やQi対応のAndroidスマホも充電できた

MagSafeバッテリーパックは、熱をもった際に80パーセント前後で給電がストップする安全機構を備えています。質感もさすが純正という感じなので、高級志向のAppleファンにオススメ。今後カラバリ展開にも期待したいですね。

▲なんといってもiPhone 12シリーズとの一体感が素晴らしい(外装はシリコンではなくプラスチック)