TSMC
Reuters/Pichi Chuang

次期iPhone 13(仮)はまもなく、おそらく9月に発表されると見られています。そんななか、台湾TSMCがプロセッサ製造を値上げするため、アップルがiPhone 13の価格も引き上げるとの噂が伝えられています。

台湾のサプライチェーン情報誌DigiTimesによると、TSMCは「高度で成熟したプロセス技術」のために、最大20%の価格上昇を顧客に通知しているとのことです。この方針は2022年1月から実施される予定だと述べられています。

具体的な値上げ幅は、サブ7nmプロセス技術の場合は3~10%となる見込み。そしてTSMC最大の顧客であり、その発注がTSMCにとって総売上高の20%以上を占めるアップルに対しては、3〜5%の値上げになるそうです。

さらに市場筋によれば、アップルは「コスト上昇による収益性への影響を緩和する」ために、今後のiPhone 13シリーズやその他の製品価格を引き上げる可能性が高いとのことです。その他の企業も「エンドマーケットの顧客にコストを転嫁するかもしれない」として、ノートPC全般などの値上げも示唆されています。

iPhone 13シリーズについては、お値段をiPhone 12と同程度に抑える「積極的な価格戦略」を採ることで出荷台数の増加を維持するとの予想もありましたが、長引く半導体不足は解消するメドも立っていません。アップルだけは深刻な影響を受けないとの観測があったものの、ある程度の代償を支払うことは避けられないのかもしれません。

今年のiPhone 13はマイナーチェンジに留まるとの予想が有力ですが(製品名が「iPhone 12s」になるとの噂があったほど)それでも動画のProResフォーマット(プロの映像制作者向け記録方式)対応やポートレートモード(背景ぼかし)追加など、カメラが大幅強化されると見られています。それが値上げに見合ったプレミアム機能となるのかは、興味深いところです。

アップルは9月中に、iPhone 13やApple Watch Series 7(仮)などを発表する新製品イベントをオンラインで開催すると予想されています。9月内に複数回のイベントが行われるとの噂もあり、今後は未発表製品のリーク情報などが続々と届けられそうです。

Source:DigiTimes

via:MacRumors