Billy Steele/Engadget
Billy Steele/Engadget

最大の音楽ストリーミングサービスSpotifyは2月にSpotify HiFiを発表、2021年内に一部地域でCDロスレス音質でのサービス提供を開始すると予告済みです。しかし、Spotifyを追走するApple Musicも、やはり高音質化を計画しているかも知れません。Apple Musicは現在、256kbpsのAACコーデックを使用した曲のみを提供しています。

9to5Macによると、iOS 14.6 beta 1 版のコード内のMusic.appに関する記述中に“Lossless"の文字が見つかったとのこと。さらには“Dolby Audio”や、“Dolby Atmos”といった名称も見つかっています、Apple Miusicがこれらの形式で音楽を配信するのかは定かではありませんが、ロスレス音質のプランについては、近い将来提供されるようになってもおかしくはありません。

これは音楽業界メディアHits Daily Doubleが「Rumor Mill」コーナーで「アップルが数週間以内に月額約10ドルで新しいHiFiオーディオストリーミングプランを発表する」と伝えた直後に発見されました。なお、Hits Daily Doubleはこのサービスが第3世代AirPodsと同時に提供開始になるとしています。

9to5MacはiOS 14.6 Beta 2では“Lossless"の文字は削除されており、Hits Daily Doubleがいうほど近日のうちにApple Musicにロスレス音質プランが提供される可能性は低そうです。しかし、予想を裏切ってもしApple Musicがこの高音質なストリーミングをサービス地域すべてに提供するとなれば、Spotifyにとっては寝耳に水となるかもしれません。

冒頭に述べたようにSpotifyは年内に一部地域で開始としているため、Apple Musicが数週間先に広範な地域でサービスを開始すれば、わざわざApple Musicユーザーが音質を求めてSpoitfyに流れ出すことは避けられそう。それどころか、アップルはライバルの音楽ストリーミング企業を数週間先取りする可能性があり、Tidalなどのロスレスオーディオを長い間提供してきたライバルサービスをも引き離す可能性があります。

iOS 14.6はリリース間近とみられており、このリリースで「Podcast」アプリでの有料サブスクリプションが利用可能になるとも言われています。

source:Hits Daily Double, 9to5Mac