Spatial Audio
Apple

アップルは日本時間で8日の午前2時から世界開発者会議WWDC21の基調講演を行った後、Apple Musicの「Spatial Audio」(空間オーディオ)に関連するスペシャルイベントを開催すると発表しました。

このイベントは、先週末にApple Music公式サイトに投稿された動画にて発表されたものです。「Introducing Spatial Audio(空間オーディオの導入)と題されたビデオには「6月7日正午にスペシャルイベントをご覧ください」とだけ予告されており、それ以上の情報はありません。また本動画は、記事執筆時点では日本から見ることはできません。

この時刻を日本時間に直すと、8日の午前4時となります。本イベントはWWDCのスケジュールにも含まれておらず、これまでアップルからの発表もありませんでした。

アップルはApple Musicで「6月より」ロスレスや空間オーディオDolby Atmosに対応すると発表しましたが、いつ開始するのかは明らかにしていません。先日もヨーロッパやアジアなど一部地域のユーザーが「Lossless」や「Dolby Atmos」のラベルを発見しており、まだダウンロードやストリーミングはできないものの、サーバー側では準備が進んでいると推測されていました。

空間オーディオ機能はH1またはW1チップを搭載したすべてのAirPodsとBeatsヘッドフォン、および最新モデルのiPhone、iPad、Macの内蔵スピーカーでサポートされています。かたやロスレス音源について、アップルは初めは2000万曲、年内に7500万曲以上が聴けると約束しています。具体的には44.1kHz/16bitというCD音質から、最高で192kHz/24bitのロスレスまたはハイレゾ音源を楽しめるようになります。

ただし最高音質の192kHz/24bitではUSB-DACなどハイレゾ対応の再生環境が必要となる一方で、既存のアップル製ワイヤレスヘッドホンやイヤホン、スピーカーではロスレスストリーミング再生に対応しないとも説明されています。ロスレスはそうしたハードルの高さもあり、アップルとしても多くのユーザーが気軽に聴ける空間オーディオ推しにしているのかもしれません。

Source:kenny(Twitter)

via:9to5Mac