iPhone 13
MacRumors

今年秋(おそらく9月頃)に次期フラッグシップiPhone 13(仮)シリーズが発表・発売されるとの予想が有力となりつつあります。アップルがその準備として、台湾TSMCに1億個以上の「A15」プロセッサを発注したとの噂が伝えられています。

中国の技術系ニュースサイトcnBetaの引用したサプライチェーン関係者の話によると、アップルはiPhone 13の需要が高いと見越して、これまで予想された9500万個よりも5%以上も多い1億個の生産をTSMCに予約したとのことです。

ここでいうA15は、iPhone 12シリーズやiPad Air(第4世代)に搭載されたA14 Bionicと同じく6コア構成(4つの高効率コア+2つの高性能コア)であり、引き続き5nmプロセスでの製造が予想されているチップです。ただし5nmプロセスを改良した製造工程「N5P」を投入することで、性能の向上および電力効率の改善が見込まれています。TSMCは一般論として、「N5P」は前世代の5nmプロセス製造チップよりも性能が5%アップし、消費電力が削減されると述べていました

このうちA15の省電力は、120Hzディスプレイの搭載が噂されるiPhone 13のProモデルにとって重要になると思われます。それは、画面リフレッシュレートが従来モデルの60Hzから120Hzに上がれば、表示が滑らかになり操作レスポンスが良くなる一方で電力消費が激しくなると予想されるためです。同じく電力消費を削減するため、合わせてLTPO技術(1Hz~120Hzの可変リフレッシュレートを実現)の採用も予想されています

A15チップは、2021年内に発売と見られる次期iPad miniにも採用が噂されています。アップル幹部らは、世界的な半導体不足によりiPadの製造も厳しくなるとの見通しを述べていましたが、A15を多めに作っておいてiPad向けも賄う意図があるのかもしれません。

Source:cnBeta

via:MacRumors