iPhone Battery
iFixit

持ち歩きするデバイスではバッテリー持続時間が重視されますが、将来のiPhoneやiPad、MacBookでは内部部品を小さくすることでバッテリーサイズを大きくする計画が立てられているとの噂話が報じられています。

台湾の電子部品業界情報誌DigiTimesによると、アップルは自社製品の周辺チップにIPD(integrated passive devices/集積型受動デバイス))の採用を「大幅に増やす」予定とのことです。ちなみにIPDとは電力不要で動作する抵抗やコンデンサ、コイルといった「受動デバイス」を集積する技術のことです。

さらにDigiTimesでは、これらIPD周辺チップはサイズがスリムになり、より高い性能を発揮できると同時に、デバイスの内部スペースを取らなくなり、より大きなバッテリーを搭載できるようになるとの見通しが語られています。iPhoneやiPad、MacBookシリーズの周辺チップは、より大容量のバッテリーを搭載するために高性能でありつつ薄型化が進んでおり、IPDの需要もこの傾向に合わせて急激に伸びるとのことです。

今回の報告では、これらの新型チップがいつ投入されるかは言及されていません。が、アップルがTSMCの第6世代プロセスを承認した上で、新しいiPhoneおよびiPad用のIPDを量産すると述べられており、今年から来年にかけて採用されるデバイスが増えていくのかもしれません。

ちょうど今年初め、次期iPhone 13(仮)シリーズのバッテリー容量に関する噂が発信され、前年モデルよりも最大18%増加する可能性が示唆されていました。また5月には米MacRumorsがiPhone 13の回路図を「見た」といい、大容量バッテリーを積むために本体が分厚くなった予想図を公開しています

iPhone 13シリーズについてはProモデルに120Hz画面が搭載、AirPodsケースなどを充電できる「双方向ワイヤレス充電」などが噂されていますが、これらはいずれもiPhoneのバッテリー消費を増やすことが予想されます。

そしてアップルはiPhone 11シリーズ等でもバッテリー駆動時間の長さを強調しており、今後のフラッグシップiPhoneでも新機能を追加しつつバッテリー容量の増加を目指すと思われます。

その一方でiOS 14.6以降は新旧iPhoneのバッテリー消耗が激しくなったとのテスト結果もあり、ソフトウェアによる電源管理の改善も望みたいところです。

Source:DIgiTimes

via:MacRumors