アップル、10万台以上の廃棄iPhone等を転売したリサイクル業者を提訴

倉庫の抜き打ち検査でバレました

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年10月2日, 午後 12:00 in Apple
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アップルは使い終わったデバイスを回収してリサイクする「リサイクルプログラム」を世界各地で実施しています。これによりリサイクルされるはずだった10万台以上ものデバイスを違法に販売したとして、カナダのリサイクル業者を提訴したと報じられています。

アップル関連情報サイトiPhoneAddictは、カナダの電化製品リサイクル会社Geepが、分解してリサイクルするべき10万3845台ものiPhone、iPadおよびApple Watchを転売したと報じています。Geep側は転売の事実は否定しなかったものの、実行犯である3人の従業員の行動は知らなかったと反論。しかしアップルは、これら従業員はGeepの幹部だったと主張しているとのことです。

訴状によると、リサイクル製品の転売(アップルいわく盗難)は2017年後半~2018年初めに行われたもの。なぜ事件が発覚したかといえば、アップルがGeepの倉庫を監査し、一部モデルの盗難に気づいたためでした。

その後アップルはシリアル番号をチェックし、Geepに送ったデバイスのうち18%が複数キャリアの回線で使用されていたことが明らかに。またiPadやApple WatchのWi-Fiのみ対応モデルはキャリア回線上では発見できないため、転売された端末数は論理的に10万3845台を超えているはずだと指摘されています。

そうした推測のもと、アップルは盗難転売された全デバイスの利益プラス、3100万カナダドル(約24億6000万円)を請求。Geep側はもしもアップルの主張が正しいとする判決が下った場合、犯行を働いた幹部が支払う、つまり自社は払いたくないと望んでいるとのことです。

アップルは環境保全に積極的に取り組んでおり、その一環としてiPhone自動分解ロボ「Daisy」を導入したり、他社に提供を検討していると報じられていました。それらで分解できる古いデバイスはごく一部に過ぎず、ほとんどはGeepのようなリサイクル業者に託していると思われますが、アップルも今回のような不正をさせないよう苦労しているのかもしれません。

Via:9to5Mac

Source:iPhoneAddict


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