Apple
Apple

アップル未発表製品の噂話は、主にリーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)が投げかける情報によりにぎわっています。そんなリーカーらに、アップルを代理する弁護士が警告を発したと伝えられています。

この体験談を語っているのは、中国のリーカーで的中率97.1%とされるKang氏です。実際、Kang氏はiPhone 12シリーズの詳細を正確に予想したこともあります。

さてKang氏のWeibo(中国SNS)への投稿によると、最近アップルは法律事務所に依頼して、多数のリーカーに警告の手紙を送ったとのことです。その内容は、アップルの競合他社に貴重な情報を与えたり「開示された内容が正確ではない可能性があるため、顧客を誤解させたりする」恐れがあるため、アップルの未発表プロジェクトに関する情報を開示してはならないと注意したと述べられています。

アップルはその証拠としてKang氏によるWeibo投稿のスクリーンショットを入手し、そこにはKang氏がiPhoneで経験した問題や製品の発売日、フォロワーに購入を勧めたことや、より日常的な話も含まれていたとのことです。

そうした諸々を報告した上で、Kang氏は個人的な意見を述べています。すなわち「私は未公開の製品写真を公開したことはない」し、自分の情報を売ったこともないので、アップルは未公開のプロジェクトに関する「なぞなぞや夢」に腹を立てたのだろう、とのことです。

ちなみに「夢」という漠然とした言葉は、やはり実績あるリーカーL0vetodream氏などが好んで使っているものです。おそらく多くを語らないことでアップルの怒りを避けつつも、フォロワー達に謎かけをしてざわめかせるお遊びとも思われます。

さらにKang氏は「夢を見ても、機密保持の仕組みに違反してしまう」としたり、アップルの論理では「私が夢を見れば、アップルの競合他社が有効な情報を得ることになる 」と言ったり、「写真を送ったり画像を流出させなくても、私はターゲットとして利用されている 」と皮肉たっぷりに語っています。

それに続けて「今後、なぞなぞや夢を投稿することはない」とコメントし、SNS上の過去の投稿を削除すると示唆しつつ「話すと監視される」ため、アップルに関する投稿を「トーンダウン」する必要があると表明しています。

そうしてKang氏は自分が消費者に誤解を与えたわけではないと主張し、iPhoneの体験について自分の気持ちを公表する権利は残っていると語り「あなたの会社(アップル)は私のWeiboに干渉すべきではない 」と発言しています。また、他のリーカーに対しても「トラブルを起こしたくないのであれば...アップルが一般に伝えたくないことは投稿するな」「契約書にサインしていなくても...商業情報の侵害、乱用だと思われる」との警告で締めくくっています。

有名リーカーの格付けをするAppleTrackによれば、Kang氏はiPhone 12シリーズのほかiPhone SE(第2世代やApple Watch SE、Apple Watch Series 6、第8世代iPad 8やiPad Air 4を正確に予想していたほか、WWDC2020での次期ソフトウェアアップデートに関する広範な情報をリークしていました。そうした人物が情報発信を控えるようになれば、アップル未発表製品の噂話も寂しくなるかもしれません。

 

Source:Weibo

via:MacRumors