Apple Event
Apple

アップルがスペシャルイベントの開催を予告しました。日程は米現地時間で9月14日の午前10時、日本時間では15日の午前2時から。今回も6月のWWDC21と同じく、現実の会場に人を集めることなく、オンラインでのバーチャルイベントとなります。

毎年秋にアップルが新型iPhone等を発表するのは恒例ですが、今年は「9月に複数回のイベントを開催する」という噂話もありました。それは新製品の数が多すぎるため、1つ1つの印象を薄めない配慮からとも推測されています。

その中でも真っ先に発表と見られるのが、主力製品である次期フラッグシップのiPhone 13(仮)シリーズ。同時にApple Watch Series 7がお披露目されるのも確実視されています。ほか第6世代iPad miniや第9世代iPad、第3世代AirPodsといったところです。

それぞれ、どういった噂話が伝えられてきたのか。これまでの情報をざっとおさらいしてみましょう。

■iPhone 13(仮)シリーズ

iPhone 13
MacRumors

次期iPhone 13シリーズは、先代のiPhone 12と同じく5.4インチ/6.1インチ/6.7インチの3サイズであり、4モデル構成となるとの予想が有力です。すなわちiPhone 13 mini(5.4インチ)、iPhone 13 およびiPhone 13 Pro(いずれも6.1インチ)、iPhone 13 Pro Max(6.7インチ。以上、すべて仮称)という具合です。

また搭載プロセッサはA15 Bionic(仮)。先代のA14チップから順当に進化すると思われますが、主要な機能はほぼiPhone 12シリーズと同じであり、見かけもノッチ(画面上部の切り欠き)が少し小さくなる程度との予想が固まりつつあります。通常モデルについては、「前モデルよりも速くなる」程度と考えていいでしょう。

その一方で、高価なProモデルは2つの主要機能が強化すると見られています。ひとつはディスプレイが従来の60Hzから120Hzになること。それに伴い可変リフレッシュレートが採用され、Apple Watchのように常時表示、すなわち1Hz程度に落とすことで「常にロック画面が点灯し、時刻が確認できる」になる説が有力です。

またカメラの動画撮影も大幅に強化され、ポートレートモード(背景ぼかし)やクリエイティブのプロ向けであるProResフォーマットでの記録も可能になるという噂もあり。それにより動画ファイルのサイズも膨らむために内蔵ストレージが1TBオプションも用意されるとの予想もありますが、その分だけお値段もPro仕様となるかもしれません。

(8日12:30追記)

iPhone 13シリーズには画面内Touch ID搭載の期待が一部で高まっていたものの、今年その可能性は限りなく低い説が有力となっています。すなわち「社内で一応テストはしているが、採用は見送り」ということ。

アップルの戦略的には「ハイエンドiPhoneではFace IDを死守、Touch IDはスルー」であり、画面内Touch IDは技術的に実現してもiPhone SEシリーズなど廉価モデルに限られると見られています。もっともマスクしながらでも、メガネのレンズが曇っていても認証できる新型Face IDが開発中との観測もあり、将来的にはTouch IDがなくとも不便は解消されるかもしれません。

●iPhone 13(仮)全4機種のダミーモデル写真が公開。背面カメラが大幅強化か

●アップル、iPhone 13(仮)用「A15」チップを1億個以上発注したとのウワサ

●iPhone 13(仮)フロントガラスと称される写真が公開。やはりノッチ縮小か

●iPhone 13はApple Watchのように時刻等の常時表示に対応か

●iPhone 13 Pro(仮)は動画のポートレートモードやProRes記録が可能とのうわさ

■Apple Watch Series 7

Apple Watch
PhoneArena

iPhone 13と同時発表される最有力候補が、次期Apple Watch Series 7です。今年の目玉は「デザインのアップデート」であり、2018年のSeries 4から据え置かれた設計がようやく変わり、「ディスプレイやエッジが平らになる」「画面が少し大きくなる」と見られています。

具体的には本体サイズが41mmおよび45mm(従来よりそれぞれ1mmアップ)となり、ピクセル数は16%増え、それに合わせた新たな文字盤も追加。かたや内部的にはプロセッサが小型化され、空いたスペースの分だけバッテリーが増量される可能性が噂されています。

ルックスは見違えるようになりつつも、新規の健康センサーは追加されず。血圧や非侵襲性の血糖値測定センサー、体温計などは「将来」に先送り。今年はまだ見ぬ健康指標をiPhoneの「ヘルスケア」で管理できる楽しみはなさそうです。

●Apple Watch Series 7(仮)、サイズが41mmおよび45mmに大きくなる噂

●Apple Watch Series 7(仮)、ピクセル数が16%増えて専用文字盤も追加の噂

●Apple Watch Series 7(仮)はプロセッサ小型化、バッテリー増量の可能性

●Apple Watch Series 7は新型iPhoneと同時発表、ただし当初は品薄との噂

●将来のApple Watchには血圧や血糖値測定、体温計などが追加との噂

■第6世代iPad miniおよび第9世代iPad

iPad mini 6
xleaks7/Techordo

ほぼ(見かけは)現状維持のiPhone 13に対して、次期iPadは大きな変革が期待されています。

まず第6世代iPad miniは、2012年の第1世代から変わらなかった基本デザインが一新。画面周りのベゼルを狭くして前面からホームボタンをなくし、Touch IDは側面電源ボタンに統合するーーつまり「小さい第4世代iPad Air」のようにすることで、画面サイズが従来の7.9インチから8.3インチ~9インチになると予想されています。

また外部コネクタとしては、第5世代までのLightning端子に替えてUSB-Cへと変更。それに加えて、最新のiPad AirやiPad Proと同じく磁気式のSmart Connectorが搭載されるとの説もあります。

そして第9世代iPadについては、先代からTouch ID内蔵ホームボタンを引き継ぎながらも、より高速なプロセッサを搭載し、薄くて軽くて第3世代iPad Airのようなデザインになると噂されています。

無印iPadの大きな魅力はお求めやすい価格にありますが、第8世代に続いて「学生向け」になる(安い)との説が有力です。薄くて軽くて安いと三拍子そろえば、iPadユーザー人口の裾野を広げることになりそうです。

●次期iPad miniは早ければ年内発売?薄くて軽い廉価モデルは2021年後半か

●次期iPad miniは8.3インチ画面、ナローベゼルでホームボタン廃止のうわさ

●第9世代iPad、薄くて軽くAirのようなデザインになるとの噂

■第3世代AirPods

AirPods 3
52Audio

2019年に第2世代AirPods(Proではない無印モデル)が発売されてから2年近く経ちましたが、ようやく第3世代が来るとの噂も活発化しています。振り返れば2020年春から囁かれていたものですが、ようやく実現性が高まってきた感があります。

第3世代AirPodsのデザインは現行のAirPods Proと似ており、より短いステム(持ち手部分の軸)やシリコン製の交換可能なイヤーチップを備えつつも、Proモデルのようなノイズキャンセリング機能は搭載されないとの観測が有力です。ともあれ、Proのように耳から滑り落ちにくい設計となることを望む人も多そうです。

●第3世代AirPods、8月に量産開始の噂。新型MacBook Proとともに2021年内発売か