Kris Holt / Engadget
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アップルはiOSアプリ”Stadium Fullscreen Browser”をApp Storeから近日中に削除します。その理由は名前こそただのウェブブラウザーのようなこのアプリが、いくらかのトリックを用いてGoogleのゲームストリーミングサービス”Stadia”のプレイを可能としているため。

Stadiumアプリの作者Zachary Knox氏はアップルの決定に「明らかに失望している。彼らの削除理由には同意しないが、私はそれを受け入れる。彼らは3週間にわたり内部で議論を重ねていましたが、それは、このアプリへの非難ではなかった」としました。

アップルは最近、App Storeの審査ガイドラインを改訂し、StadiaやマイクロソフトのXbox Game Passを条件付きで利用可能としました。

しかし、StadiaはブラウザーのUserAgentを書き換え、Stadiaのサービスに自分がChromeだと見せかけてStadiaのストリーミングを実現しています。またネイティブのGameControllerフレームワーク、つまりBluetoothコントローラーにフックすることでWebKitを「拡張」することをアップルは許可していないと9to5Googleは指摘しています。

現在iOS上で使えるゲームストリーミングサービスには、Amazonの”Luna”があります。LunaはApp Storeを経由せず、ブラウザーアプリ上で動作するようにしているためApp Storeの規約を気にする必要がありません。

ちなみに、まだ日本国内でGoogle Stadiaは使えませんが、記事執筆時点では日本のApp StoreではStadium Fullscreen Browserはまだ削除されていません。消えるまえにダウンロードしておきたいと思う人はお早めにどうぞ。

source:iMore, 9to5Google