Christmas
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最近アップルは半導体不足によるiPhoneやiPadなどの品薄を警告しており、オンラインストアでも(年末商戦前に)「早く買い物を」と呼びかけているほどです。その懸念通り、主要なアジア市場の顧客にiPhone 13 ProやiPadの一部モデルがホリデーシーズンまでに届けられないとの観測が報じられています。

アップルは部品サプライヤーへの発注もが巨額に上ることから優遇されているとの報道もありましたが、それでも直近の四半期(7~9月)にはiPhoneやiPadなどの生産に影響が及んでいるとの声明が出されていました。供給の制約(部品不足)による損失は、約60億ドルにも上ると見積もられています

さてNikkei Asia報道によると、いま(11月22日現在)ではフィリピンの顧客がiPhone 13 Proを発注してもクリスマス前には届かないとのこと。中国、台湾、香港、マレーシアでも平均的な発送までの期間は約4週間とされており、ギリギリ間に合うか間に合わないかの瀬戸際です。

ちなみに日本の公式ストアでは、無印iPadのスペースグレイモデル(256GB、Wi-Fi)の配送は12月23日~30日と表示されており、サンタさんは最悪でも1週間ほどの遅刻で済む見込みです。他の地域では8週間待ち、翌年1月14日に配送予定とのことで、日本はiPhoneやiPadがよく売れる市場とされ、販売戦略的な優先順位が高いのかもしれません。

Nikkei Asiaは、iPadの遅れが目立つのはアップルがiPhoneを優先しているためで、9~10月に作られたiPadの台数は予定よりも50%も少ないと推定しています。同誌は以前も、iPadが減産されてその分の部品をiPhone 13に回していると報じていました

今回の報道は一部アジア市場に限られており、今後ほかの地域でiPhoneやiPadの供給がどうなるかは言及されていません。ともあれ、iPhone組み立て最大手のFoxconnも半導体不足は来年半ばまで解消しないと予測している上に、このまま円安ドル高が進んでいけば値上げの可能性も否定できないこともあり、欲しいアップル製品は見かけしだい直ちに買っておくのが賢明かもしれません。

Source:Nikkei Asia

via:AppleInsider