TOYOTA EV

アップルが自社ブランドで準備中と噂される電気自動車(EV)、いわゆるアップルカーの情報は2021年に入ってから活発化しています。一時はヒュンダイやその傘下にある起亜自動車との製造契約が進んでいたものの物別れに終わったと見られており、かと思えば8月には韓国のSKグループおよびLG電子と話し合ったとの報道もありました

そんななか2024年までにアップルカーを量産すべく、アップルが日本のトヨタ自動車と交渉中との噂話が報じられています。

アップルはかなり以前から(公に認めたことはないものの)自動車関連プロジェクト「Project Titan」に取り組んでおり、一時は自動運転ソフトウェアに絞り込んで規模を縮小しているとの噂もありました。

しかし、自動運転車の公道テストは粛々と続けられておりトップが交代したり自動運転スタートアップを買収したりと計画強化の動きもあり、現在では自社ブランドのEV製造を目指していると考えられています。

アップルは自ら工場を持たず、自動車を作った経験もないため、まったく新たなサプライチェーンを構築する必要があるはず。そのためには既存の自動車メーカーと製造契約を結ぶことが現実的であり、上述の起亜自動車もその流れで候補に挙がっていたしだいです。その後もFoxconnやマグナが製造パートナーになる可能性が非常に高いとの報道もありました

その一方でアップルは、EV用バッテリーパックを米国で製造したいと望んでいるとの噂話もありました。それでも車体製造については自動車メーカーとの協力が不可欠であり、トヨタとの提携を模索していることも可能性は否定できないと思われます。

が、今回の報道について有名リーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)のマクガイア・ウッド氏は「絶対にあり得ない」とのコメントを寄せています。

以前トヨタの豊田章男社長はアップルの自動車業界参入との噂につき「自動車は30~40年のライフサイクルある製品である覚悟を持って欲しい」とした上で、新たな勢力が自動車に進出することに対しては肯定的なコメントを述べていました(下記動画の47分あたり)。

もっとも、ヒュンダイや起亜自動車はアップルの下請け扱いされる懸念を抱いたとの観測もあり、トヨタにも同様の抵抗感があるかもしれません。

DigiTimesのいう2024年とは、米Reutersが予想していた時期でもあります。Reutersはアップルの独自開発バッテリーについて「画期的」であり「初めてiPhoneを見たときの感覚」との証言を伝えていましたが、続報を待ちたいところです。

Source:DigiTimes

via:MacRumors