アップルカー(仮)、将来テスラと競合?2020年だけで研究開発に2兆円投資の噂

アップルカーシリーズ、完成していたの?という日は来るのか

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年05月22日, 午後 12:30 in apple
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AdrianHancu via Getty Images

アップルが自動運転技術ないし自動運転車のアップルカー(仮称)を開発中とは長らく噂されていますが、具体的な製品像はいまだに姿を現しません。わずかにテスト中の自動運転車が巻き込まれ事故に遭ったとのニュースが、ときおり報じられる程度です。

そんな状況が続くなか、大手金融機関モルガン・スタンレーの著名アナリストが新たな投資家向けメモを発表し、アップルが「垂直統合ソリューション」の研究と開発に多大な投資をするとの予測が語られています。

米AppleInsiderが伝えるモルガン・スタンレーの投資家向けメモでは、同社でテスラなどを担当するアダム・ジョナス氏が、やはり同社所属でアップルに詳しいケイティ・ハバーティ氏にアップルとテスラの比較を依頼。アップルカーの話は、そうした文脈の中で言及されているかっこうです。

ハバーティ氏いわく、今年だけでアップルカー研究開発には190億ドル(約2兆円)が投入されるとのこと。その額を自動車業界全体の総額800億~1000億ドルと比較していかに莫大かを示した上で、それがアップルが自動車市場に「時間とともに破壊的」な影響をおよぼす理由の1つと述べられています。

そしてアップルは自動車技術を「健康(Apple Watchなど健康管理)と金融(Apple Card)のテクノロジーと同様に(よりよい)ソリューションに貢献できる大きな市場」と見なしているとも言い添えています。

ハバーティ氏によれば、アップルの最終的な目標は垂直統合ソリューションになる見通しとのことです。「最終的には、他の自動車メーカーと提携したCarplay(音楽の操作や経路案内ができるiOS機能)の高度なバージョンには留まらない」「アップルはプラットフォーム上でデザイン、中心部、エクスペリエンスとサービスを制御する必要があります」として、実際の車体設計や販売にも踏み込むことを示唆しています。

さらにアップルとテスラが提携するかどうかを尋ねられたハバーティ氏は、最終的にはアップルはテスラの競合製品を投入する野心を持っているため、競争相手のままでいる可能性が高いと述べています。

アップルは自動運転技術開発プロジェクト「Project Titan(仮称だがほぼ大手メディアの通称)」を、一度も明らかにしたことはありません。とはいえ、テスラで過去10年間にわたりパワートレイン開発に関わってきた重要人物を引き抜いたり伸び縮みするバンパー特許を申請したりと、様々な手がかりが完全な電気自動運転車を開発中であると示唆しています。

同社がハードウェア販売からサービス事業に主軸を移しつつあることを考えると、やはり自動運転車をテストしているUberと将来的には競合するのかもしれません。

Source:AppleInsider

 
 

 

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