Apple Watch nano

初代Apple Watchのプロトタイプ(と称されるデバイス)写真はこれまで何度か公開されていますが、懐かしのiPod nanoに似た保護ケース入りの画像がシェアされています。

TwitterユーザーAppleDemoYT氏が投稿した写真では、シリコン製保護ケースに入れられた初代Apple Watch試作品(ステンレススチール版)が映されています。アップルは開発中のプロトタイプやテスト製品を運搬するさい、設計やデザインを隠すことを意図して分厚い保護ケースで包むことが通例となっています。

写真のケースにはシリアル番号のシールが貼られていますが、番号は画像修正でぼやかされており、アップルに管理された正規品である可能性を示しつつ、流出元を特定させない思惑がうかがえます。

興味深いのは保護ケースが、クリックホイールを備えた第3世代iPod nano(2007年発売)に似ていること。初代ウォッチが発売される数年前の第6世代nano(2010年発売)を腕時計のように使えるサードパーティ製ケースも珍しくはなかったため、逆にApple WatchをiPod nanoにカモフラージュするのもうなずけます。

さらに梱包に使われた段ボールの写真もあり。そこには「Apple Confidential」(アップル社外秘)と銘打たれ不正使用に関する警告やFCC未承認であるなど細々と記載され、社外の目に触れたり手に渡るとまずい事情が強調されています。

初代Apple Watchのプロトタイプ(複数作られたうちの一部)と称される画像は、すでにインターネット上でも公開済み。それぞれデス・スターに似たロゴがあるなど製品版とは微妙に異なるディティールが、最終調整の道のりを浮かび上がらせています。

最古のApple Watchに対して、今年の最新モデルとなるApple Watch Series 6(仮)は公的機関のデータベースにそれらしき識別子が登録され、発売は間近と見られています。何年後かの未来にはSeries 6のプロトタイプ写真も、同じく流出してくるのかもしれません。