来週9月16日午前2時(日本時間)~のアップル発表イベントは、主に新型iPadとApple Watchにスポットが当てられると予想されています。それと合わせてApple Watch廉価モデルも噂されていますが、その詳細について続報が届けられています。
先日、米BloombergはApple Watch Series 5後継機(つまりSeries 6(仮))のほか、低価格なSeries 3後継機も準備中と報じていました。Series 6とは別の未発表モデルがあるとの観測は、台湾DigiTimesも伝えていたところです。
その続報をもたらしたのが、第2世代iPhone SEの発売時期などを当てたJon Prosser氏。新たなツイートによるとSeries 3後継機はSeries 4とデザインが似ているとのこと。すなわちベゼルが薄くなって全体的に丸みを帯び、画面サイズが38mm/42mmから40mm/44mmに広くなることが期待できるわけです。
Apple Watch “SE?” (more affordable Apple Watch.)
— Jon Prosser (@jon_prosser) September 11, 2020
Codename: N140S
GPS 40mm
Codename: N140B
Cellular 40mm
Codename: N142S
GPS 42mm
Codename: N142B
Cellular 42mm
- Series 4 design
- No always-on display
- No ECG
- M9 chip
Coming at the September 15th “Time Flies” Event.
しかしコストを抑えるため、Series 5の常時表示もなく、Series 4以降のECG(心電図)機能もなし。またiPhone 6sや初代iPhone SEに採用されたM9モーションコプロセッサが搭載されるとのことです。
新型Apple WatchがSeries 4、つまりSeries 5と同じデザインでECG抜きは、やはり有名リーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)L0vetodream氏が仄めかしていたことです。同氏は「Series 3は販売され続ける」とも主張していました。
S5 without ECG
— 有没有搞措 (@L0vetodream) September 7, 2020
新型Apple Watchのモデル名はどうなるか。Prosser氏は廉価版が単に「Apple Watch」となり、「Series 6(仮)」は「Apple Watch Pro」だと述べています。
アップルは昨年Apple Watch Series 5発売と同時にSeries 4を販売終了し、Series 3を値下げして高級機と廉価版の2本立てで提供しています。その路線を続けつつ、廉価版を「中味はほぼSeries 3で画面サイズはSeries 4」にアップグレードする可能性があることになりますが、そうなると価格設定が気になるところです。
Source:Jon Prosser(Twitter)
Via:9to5Mac