apple watch rescue
WMUR

氷が割れて川に落ちた男性が低体温症の危機にさらされたなか、Apple Watchのおかげで命を救われたニュースが伝えられています。

米ニューハンプシャー州在住のウィリアム・ロジャース氏はアイススケートの先生ですが、現地のサーモンウォールズ川で氷が割れて転落してしまいました。一刻も早く抜け出そうと氷に体重を乗せるとどんどん割れてしまい、凍り付くような水の中に沈んでいく感覚を「恐ろしかった」と振り返っています。

そのとき周囲には誰もおらず、携帯電話にも手が届かず水中で数分を過ごすうちに、低体温症が始まってしまいました。「パニックになってはいけない」そう自分に言い聞かせていたロジャース氏が思い出したのは、Apple Watchを装着していたことです。

すぐさまApple Watchに911(緊急通報用電話番号)への連絡を頼んだことが、間違いなくロジャース氏の命を救う結果となりました。通話で「あと10分でどうにもできなくなる」と伝えたそうですが、消防隊員が到着するまでわずか5分しか掛かりませんでした。

ロジャース氏は消防隊員に心からの感謝を述べており、サマーズワース消防署の署長も「(ロジャース氏が)知恵を働かせ、冷静さを保ち、生き延びるためにすべきことをした」と語っています。ただし、特に河川では氷の上に乗るのは本当に危険であり「現時点では、安全な氷はありません」と釘を刺しています。

Apple Watchには緊急SOS機能があり(セルラーモデル以外は近くにiPhoneがあることが必須)サイドボタンを押し続けることで自動的に現地の緊急通報サービスに電話をかけることができます。以前も増水した川に流された男性が、この機能を通じて助けを求め、一命を取り留めたこともありました

iPhoneにも緊急SOS機能は備わっていますが、水辺に近寄るときはユーザーが濡れない場所に置く、あるいは水に落ちた拍子に身体から離れてしまう可能性は低くありません。じっさい今回の件では、iPhoneはロジャース氏の手が届かないところにありました。

それに対して手首に巻いていて外れにくく、「1つのボタンを押し続けるだけ」で緊急SOSを発信できる(iPhone 8以降はサイドボタンと音量調節ボタンを同時押しする必要あり)Apple Watchは文字通りの命綱と言えそうです。

Source:WMUR

via:9to5Mac