Apple Watch Series 6 実機レビュー 血中酸素は15秒で測定可(石野純也)

SEはファミリー共有設定で使いたい

石野純也 (Junya Ishino)
石野純也 (Junya Ishino)
2020年09月17日, 午後 10:00 in Apple
0シェア
FacebookTwitter
Apple Watch

「Apple Watch Series 6」と「Apple Watch SE」が、明日、9月18日に発売となります。発売に先立ち、この2機種を実際に腕に巻き、試用してみることができました。短時間のため、睡眠アプリなどは利用できていませんが、さっそくファーストインプレッションをお届けします。

Apple Watch
▲Apple Watch Series 6(左)とApple Watch SE(右)の実機をチェック

まずはSeries 6の方から。Series 4以降のデザインを継承しているため、パッと見の外観は変わりませんが、お借りしたのが新色のブルーアルミニウムのため、ブラックよりも明るめな印象。とはいえ深みのある青で、落ち着いて見えるため、フォーマル寄りな服との相性もよさそうです。アクセサリーには貴金属の輝きを求める筆者はステンレススチール派の筆者ですが、取り回しのよさはアルミに軍配が上がります。

Apple Watch
▲血中酸素濃度の測定に対応したSeries 6

Apple Watch
▲新色のブルーアルミニウム。青というよりはネイビーに近い色合い

新たに投入された、留め具や穴のないバンドの「ソロループ」も装着することができました。一見すると、質感はスポーツバンドのそれに近いのですが、グイッと伸ばすとバンドが広がり、腕にフィットします。お借りしたもののため、サイズがやや小さく締め付けられている感覚はありますが、適切なものを選べれば使用感はよさそう。留め具がないので、見た目がミニマルなうえに着脱も簡単。外れてしまう心配もなく、スポーツ用にピッタリといえそうです。

 Apple Watch
▲固めながらビヨーンと伸ばせるソロループ

Apple Watch
▲突起や穴がなく、ミニマルなデザインだ

使ってみてすぐに感じたのはレスポンスのよさ。筆者が普段、2世代前のSeries 4を使っていることもあって、違いがよく分かります。Series 4も極端に遅いわけではないため、数値にするとわかずかな差しかないのかもしれませんが、アプリがシュッと立ち上がるところなど、細かな部分の操作感がよくなっている印象を受けます。

個人的にうれしいのが、5GHzのWi-Fiに対応した点。家の中で使うとき、iPhoneを充電器に置きっぱなしにしたままApple Watchをつけて別の部屋に行くことがありますが、その際に、これまでは2.4GHz帯のWi-Fiにしかつながりませんでした。干渉問題もあって、自宅のWi-Fiは5GHz化を進めていましたが、Apple Watchが対応したことでそろそろ2.4GHz帯は止めてしまってもよくなりそうです。試しに5GHz帯のWi-Fiだけにしている事務所でiPhone側のBluetoothを切ってみたところ、無事に接続できました。

Apple Watch
▲5GHz帯のWi-Fiにもしっかり接続できた

Apple Watch Series 6は、Series 5に続き常時表示のディスプレイを搭載していますが、これが明るくなったのもポイントの1つ。アクティブではないときに黒基調にデザインを変えたり、秒針等の動きを止めたりすることで、バッテリーの消費を抑えています。一方で、Series 5のときには、非アクティブ時のディスプレイが少々暗いのが難点でした。Apple Watch Series 6では、Series 5比で約25%明るさが向上しているといい、実際、屋外かつ非アクティブ時でも文字などはしっかり読むことができます。

Apple Watch
Apple Watch
▲上が手首を上げたとき、下がそれ以外の非アクティブな状態。暗くはあるが、Series 5のときより見やすくなっている

時刻の確認は時計として基本中の基本なだけに、これはうれしい改善といえます。ただし、バッテリーの消費を抑えるため、非アクティブ時は黒基調になることに変わりはありません。そのほかの色をベースにした文字盤を使っていると、手首を上げたりタップしたりした時にだけ画面が元の色で表示されます。アナログの時計感覚だとここは違和感を覚えるところ。常時表示機能を使うのであれば、黒がベースの文字盤を選ぶといいでしょう。

Apple Watch
Apple Watch
▲黒がベースではない文字盤の場合は、色合いが大きく変わる

Series 6に新たに搭載された、「血中酸素ウェルネス機能」も試してみました。アプリを起動すると、初回はガイダンスが表示されます。手首から少し離した場所にしっかり装着し、腕を机の上に置くなどして固定したあと、15秒間待てば血中酸素を測定できます。筆者が計測した際には、97%という結果でした。このアプリは、あくまでウェルネス用で、医療用などではないとのことですが、数値を把握して健康に気をつけるといった用途には使えます。

Apple Watch
Apple Watch
Apple Watch
Apple Watch
▲初回起動時には、血中酸素濃度の測り方が表示される

Apple Watch
▲結果は97%で正常値の範囲内だった

次に、Apple Watch SE。こちらは、機能面よりも2万9800円からという価格にインパクトのある端末ですが、見た目の安っぽさは一切ありません。ベースになっているのは「Apple Watch Series 5」のため、ディスプレイも大きく、素材感も同じ。ただし、SEにはステンレススチールモデルがないため、輝き重視派には向かないといえます。

Apple Watch
▲Apple Watch SE。廉価版ながら、安っぽさは感じられない

残念ながら、時計の常時表示はできず、手首を上げていないとディスプレイはブラックアウトしてしまいますが、Series 4までしか使ったことのないユーザーには、違和感のない仕様。Apple Watchとしての基本機能は一通りそろっているため、入門機としてまだ使ったことのない人も気軽に持てそうです。また、Apple Watch SEは、eSIM内蔵でセルラーでの通信に対応しているため、watchOS 7の新機能である「ファミリー共有設定」が利用可能。ファミリー共有設定を使って、子どものキッズケータイ代わりにするのもよさそうです。あとは、auの料金がもう少し安くなることを期待したいところです。

関連記事:

5分でわかる「Apple Event」まとめ。第4世代iPad Air & Apple Watch Series 6発表、サブスクまとめ割Apple Oneも


 


【Engadget Live】iPhone 12発売日速攻レビュー

 

TechCrunch 注目記事新型コロナのソーシャルディスタンスを支援するビデオチャットアプリ8選

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]

 

関連キーワード: Apple, Apple Watch, reviews, Review, apple watch series 6, Apple Watch SE, news, gear
0シェア
FacebookTwitter

Sponsored Contents