米国やその他の主要地域でApple Watch Series 6のうち高価な「チタニウムケース」が、公式オンラインストアで配送および店頭での受け取りができなくなっていることが明らかとなりました。

Bloombergの記者でアップルの内部情報に詳しいMark Gurman氏は、自らのニュースレター「Power On」の最新版で上記の事実を指摘しています。日本向けオンラインストアでは(記事執筆時点では)8月8日~9日に配送可能と表示されていますが、たしかに米国ストアでは「Delivery:Currently Unavailable(現在、配送不可)とされています。

アップルがApple Watch Series 6のチタニウムを製造中止になったと明言したわけではありませんが、Gurman氏は今回の品薄状態が何を意味するかについて仮説を立てています。

すなわち「Apple Watchの次のバージョン(いわゆるSeries 7(仮))まであと数週間しかないのに、アップルはチタン製モデルをほぼ使い切ってしまった。高価格帯のため、アップルはおそらくあまり売れないだろうと予想して少量しか作らなかったのでしょう。数ヶ月前に製造を中止し、ついに在庫がなくなってしまった」と推測しています。

さらにGurman氏は「アップルがApple Watch Series 7にチタニウムを選ぶかどうかは分かりませんが、過去にセラミックやゴールドを採用したように、より高価なEditionの素材を捨てたとしても驚きません。真面目な話、1年で時代遅れになり、5年以内に機能しなくなる時計に800ドル以上を費やす意味があるのでしょうか?」と述べています。つまり、次期モデルではチタニウムのApple Watch Editionがなくなる可能性を示唆しているわけです。

Gurman氏が指摘するように、アップルは最高218万円の金ケースモデルや、それよりは安価だが標準モデルよりはお高いセラミック素材を、近年のモデルでは廃止しています。Apple Watchの出荷台数がスイス製腕時計の合計を上回るほど売れているlのは、結局のところ「高級時計よりも安いのに高性能かつ多機能だから」との推測もあり、アップルもそうした強みを自覚しつつあるのかもしれません。

Source:Bloomberg

via:MacRumors