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まもなく開催されるアップル特別イベント(日本時間で16日午前2時~)にて発表が確実視される、Apple Watch Series 6(仮)と第4世代iPad Air。それらの予想を含んだ有名アナリストの投資家向けノートが発表されました。

アップルのインサイダー情報で知られるアナリストMing-Chi Kuo氏も、上記2つの製品がイベントの主役となることには同意しています。そして新Apple Watchのフォームファクターは現行モデル(Series 5)と似ており、新iPad Airとともに9月中旬に量産が開始されるとのことです。

Kuo氏によれば、Apple Watch Series 6の「主要なセールスポイント」はSpO2(血中酸素飽和度)センサーの追加。しかし「フォームファクターの大幅な変更は、早ければ2021年後半の新型Apple Watchに伴う」とされています。

また新iPad AirはホームボタンをなくしてProのような全画面デザインになるとの噂もありますが、そうなると気になるのが(ホームボタンと統合されていた)指紋認証のTouch IDをどうするかということ。iPad Proは顔認証のFace IDを採用して、この問題を解決していました。

これにつきKuo氏は、新iPad Airでは側面ボタンにTouch IDが統合されると言及。つい先月末にも同様のしくみでホームボタンをなくしたと推測されるパンフレット画像が公開されていましたが、いよいよ信ぴょう性を増してきました。

さらにKuo氏は「より多くの新たなiPadモデルが2021年からサイドTouch IDを採用する」とも述べています。それ以上の詳細には触れられていませんが、将来のiPad ProがFace IDとともにサイドTouch ID採用とも、またエントリーモデルにも導入されてProデザインに近づける全面的な設計の見直しがあるとも解釈できそうです。

かたやフラッグシップiPhone 12(仮)が今回のイベントでは登場せず、10月発表との見通し。そこまでは他のメディアも報じていたことですが、Kuo氏はiPhone 12や来年以降の将来モデルの予想も語っています。

まず5.4インチ(最小サイズでエントリーモデル)のiPhone 12には「わずかに狭いノッチ(画面上部の切り欠き)領域」が含まれているとのこと。一方で6.1インチ(エントリーとハイエンドのProモデル)と6.7インチ(最大サイズのProモデル)はiPhone 11とノッチの大きさが変わらないそうです。

またiPhone 12の世代では噂されていた120Hzディスプレイ搭載はバッテリー持続時間に懸念があるために見送り。そのかわり2021年のiPhone 13(仮)には採用が予想されています。

なぜバッテリー持続に懸念があるかと言えば、iPhone 12のバッテリー容量はiPhone 11よりも「小さく」なると予測されているため。今年の全モデルが対応と見られる5G接続は電力消費が激しいため、120Hz表示と組み合わせると「ユーザーエクスペリエンスを著しく損なう」ことになるからと述べられています。

「iPhone 12のバッテリー容量がiPhone 11シリーズより小さい」とは公的認証機関のデータベースからも可能性が浮上していましたが、より可能性が高まりました。

ではiPhone 13ではバッテリー問題にどう対処するのか。Kuo氏いわく、消費電力を下げるためにLTPO技術を採用するとのこと。本技術はApple Watch Series 5での常時点灯を支えるものであり、ディスプレイ専門アナリストも120Hz表示のために採用が必須だと述べていました

10月ないしそれ以降となりそうなiPhone 12の話はさておき、16日の発表予想をまとめれば「Apple Watch Series 6は内蔵センサーは増えるがデザインは変わり映えせず、iPad Air 4(仮)はProのようなデザインだけど側面Touch ID採用」といったところです。iPad Air買い換え組には待望の、Apple Watchにフルモデルチェンジ期待派には少し肩透かしとなるのかもしれません。

Source:9to5Mac(1),(2)