AirPower
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アップルは複数デバイスを同時充電できるAirPowerの開発に失敗しましたが、まだ諦めずに取り組んでいるとの噂が報じられています。

今回の情報の発信源は、アップル未発表製品に詳しいBloombergのMark Gurman記者です。Gurman氏がアップルのマルチデバイス対応充電器の噂を伝えることは今回が初めてではなく、昨年8月には「あまり野心的ではない」ワイヤレス充電マットや、今年6月にはAirPowerの「精神的後継者」にあたる製品を開発中だと述べていました

さてGurman氏は自らのニュースレター「Power On」の最新号で、まだアップルはマルチデバイス充電器に取り組んでいると書いています。これはiPhoneとApple Watchの充電器を継ぎ合わせただけのMagSafeデュアル充電器とは異なるものだそうです。

またアップルは短距離および長距離のワイヤレス充電ソリューションにも引き続き取り組んでいるとのことです。これは現在製品化されている電磁誘導方式(基本的に2つのコイルを使い、一方に電気を流すと発生する磁界を介してもう一方のコイルに電気を発生させる。互いに近づける必要アリ)とは異なり、真のワイヤレス充電と説明されています。

さらにGurman氏いわく、アップルは自社の主要製品それぞれが相互に充電しあえる「未来を想像している」とのことです。例えばiPhoneからAirPodsやApple Watchに充電できるようになるかもしれない、と述べられています。

いわゆる双方向ワイヤレス充電(デバイス本体に無線充電できる一方で、他のデバイスにも給電できる)は、数年前からiPhoneに実装されると噂されてきましたが、結局は実現していません。なおファーウェイやサムスン製スマートフォンは、数年前から実装済みです。

また遠隔ワイヤレス充電の分野では、米モトローラが2台のスマートフォンを同時充電できる技術や、4台同時充電するデモを披露していました。もっともモトローラ版は電力の送受信に1600本ものアンテナを使用、しかも距離は3mに限られているため、アップルといえども市販品にできるほどコストダウンおよび性能向上するまでには苦戦するかもしれません。

Souce:Bloomberg

via:9to5Mac