Mac mini
Apple

アップルは11月11日の「One more thing」イベントにて、独自設計のM1チップを搭載した新型Mac miniを発表しました。見かけのデザインこそ前世代モデルとほぼ同じながら、CPUパフォーマンスは最大3倍、グラフィックス性能は最大6倍と大きく向上したことが謳われています。

同社いわく、Mac miniは同価格帯で最も売れてるWindows PCより最大5倍も高速とのこと。新たな8コアCPUがもたらす処理能力は100万行以上のコードのコンパイルから、とてつもなく大きなマルチトラックの音楽プロジェクト作成まで、負荷の高い作業を劇的に高速化。さらに向上したグラフィック性能は複雑な3Dレンダリングでも軽々とこなせると述べられています。

またM1チップにより、Mac miniに初めて(iPhone 12シリーズのA14 Bionicと同様の)Neural Engineがもたらされることに。一世代前のモデルと比べて最大15倍高速とのことです。

そして据え置きMacとして気になるのが、やはり外部機器との接続と拡張性です。この点はThunderbolt / USB 4ポートが2つ、USB-Aポートも2つ。そしてHDMI 2.0、Wi-Fi 6、ギガビットEthernetという充実ぶり。iPhoneからは消え去ったヘッドフォンジャックも健在です。

Mac mini

ただし搭載可能なRAM容量は最大16GB。前世代モデルが最大64GBだったことを振り返ると寂しい印象はありますが、新モデルのそれは超高速ユニファイドメモリ。すなわち高帯域幅を持つ低レイテンシメモリを1つのプールに入れ、CPUとGPU、Neural Engineの間でやり取りされるデータを複数のアプリが効率よく共有できる……と設計思想も前世代とは違うため、この容量で十分なのかもしれません。

価格は7万2800円(税別)からと、前世代モデルより1万円お安くなりました。M1チップモデルの発売日は11月17日と予告されています。


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