初Apple Siliconは13インチMBP?からiPhone 12(仮)は50ドル値上げ?まで。最新アップル噂まとめ

Apple Siliconの続報が続々

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年07月12日, 午後 12:05 in Apple
0シェア
FacebookTwitter
ios14
Apple

iOS 14/iPadOS 14のパブリックベータが配信開始され、一足先にソフトウェアの未来がかいま見られる7月上旬。次期フラッグシップiPhone 12(仮)のリーク情報もしだいに増えていきそうです。

Apple Silicon初号機は13インチMacBook Pro?からiPhone 12(仮)シリーズは50ドル値上げ?まで、最新アップルの噂をまとめてお届けします。

iPhone 12(仮)、3つのダミーモデル公開。6.7インチはシリーズ史上最大か

iPhone 12 Duumy
MacRumors

米MacRumorsはiPhone 12シリーズ3つのダミーモデルを入手したとして、そのハンズオン動画および写真を公開。ちまたではネットのマーケットプレイス等でダミーを買ったとの報告も多く、かなりハードルは下がっていることが窺えます。

すでに「iPhone 12シリーズは4モデルある」とは定説。その構成はエントリーモデルが5.4インチ/6.1インチで高価なProモデルが6.1インチ/6.7インチのそれぞれ2つずつ、つまりMacRumorsの公開した5.4/6.1/6.7インチはサイズ的には全モデルをカバーしたことになります。

ダミーモデルはすべて直線的で角張ったデザインとなり、iPhone 6~iPhone 11までの丸みを帯びたボデイからiPhone 4のフラットデザインに似てるという予測に沿っているもの。ただの先祖返りではなく、有名アナリストMing-Chi Kuo氏は先進の射出整形技術が用いられると述べていました。

さて今回のレポートでの注目点は、見かけの大きさと実際に手に持ったハンズオン感覚です。5.4インチは初代SE以来の「最も小さなiPhone」となり、iPhone SE(第2世代)より大きな画面を持ちながらも本体サイズは下回っているもよう。中間の6.1インチダミーモデルはiPhone 11と画面も本体もほど同じ大きさ、そして6.7インチは6.5インチ画面のiPhone 11 Pro Maxをゆうに凌ぐ「シリーズ最大」を達成しそうです。

通常ダミーモデルはケースメーカーが「自社ケースを設計するため」のたたき台として作るため、大まかな外形や背面カメラのバンプ(出っ張り)に合わせた穴、それにSIMスロットの位置以外はかなりアバウトに作られているもの。よって背面カメラの構成、特にLiDARスキャナ(3Dセンサー)の有無や前面のノッチには信頼がおけませんが、ひとまず初代SE並みのコンパクトさやタブレットに迫るデカさを求めている人は期待してよさそうです。

Apple Silicon Macはサードパーティ製GPUの互換性が低下?可能性が浮上

eGPU
Apple

まだまだ謎に包まれている部分が多い、アップル独自開発のMac向けArmベースチップ「Apple Silicon」。WWDC20基調講演での発表後、開発者セッションでGPUの詳細が説明されたことから、サードパーティ製GPUのサポートが中止ないし互換性が低下する可能性が浮上したしだいです。

公式説明ではApple Siliconにはアップル製のGPUが統合されているとのこと。内蔵GPUは珍しくはないとは言え、「Apple Silicon版Macにはアップル製のGPUが搭載されているのに対し、インテルベースのMacにはインテル、AMD、NVIDIAのGPUが搭載されている」とわざわざ区別したことで、あたかも前者にはディスクリートGPUのサポートが外されるような印象を与えているわけです。

さらに開発者向けサポート文書には「ディスクリートGPUがパフォーマンスの向上をもたらすと考えないでください」との一文あり。こちらは逆にサードパーティ製のeGPU対応を残す可能性がうかがえる一方で、そちらのサポートが手薄になる可能性を示唆しているとも受け取れます。

プラットフォーム企業が用意したプロセッサやGPUなどの環境を大前提とした上で「この土俵の中でソフトウェアを作るように」とのアップルの姿勢は、Macをゲーム専用ハードに近い存在にするスタンスを打ち出しているとの声もあります。ユーザーにとってはそれで十分であれ、動画処理などの業務上で限界性能を求めるプロフェッショナルからは不満が上がる恐れもあり、今後のApple Silicon関連の続報を注視したいところです。

iPhone 12(仮)シリーズ、イヤホンや充電器ナシでも50ドル値上げのうわさ

iPhone 12(仮)は全モデル有機ELディスプレイ、イヤホンや充電器は同梱されず(日経報道)

price
Apple

「今年のiPhone 12シリーズに有線イヤホンEarPodsや充電器は付いてこない」とは、諸方面のリークからもはや定説となっています。それは強力な情報網を誇る日経報道で決定的となった感があります。

そうした同梱アイテム撤廃の狙いにコスト削減が含まれているとすれば、お値段も下がるのでは……との期待は叶いそうにないとのアナリスト予測です。

たびたびiPhone関連の予測を発信しているJeff Pu氏の研究ノートによると、5.4インチiPhone 12(つまりエントリーモデル)は749ドル~であり、前機種となるiPhone 11の699ドルより50ドル割高になる見通しとのこと。5G対応かつ液晶から高価な有機ELディスプレイに載せ替えることもあり、コスト増がコスト減を上回るとされています。

なかでも「液晶から有機EL」シフトは消費者のサイフ以上に、液晶サプライチェーンを直撃するもの。アップル方面の売上が収益の約6割を占めるJDIには大きな影響はあれども、より廉価な製品(第2世代iPhone SEやiPadエントリーモデルなど)に液晶を採用し続けるから即死はしないーー台湾Trendforceはそうした趣旨を語っていますが、やはりダメージは深刻かもしれません。

ほかiPhone 12のProモデルは搭載メモリが6GBに増量されるとのリーカー情報もありました。ようやく現行ハイエンド端末の最低ラインに達しそうではありますが、5Gや有機EL化の重荷もあり、メモリ大幅増には踏み切れなかったとも憶測されます。

ミニLED搭載iPad Proは2021年初に発売、その後に14/16インチMacBook Proが続くウワサ

MBP14
Apple

今後のアップル製品ラインアップで広く採用がうわされている、新技術のミニLEDディスプレイ。その第1弾が12.9インチiPad Proとなり、それ以降も14インチ/16インチMacBook ProなどミニLED製品が次々と続くという、台湾のリサーチ会社Trendforceによる予測です。

ミニLEDとはバックライトに使われる技術であり、液晶ディスプレイを機能向上させるもの。ローカルディミング(部分駆動)技術と組み合わせて「画面の一部分だけ消灯して黒を表現」ができるためコントラストやダイナックレンジの向上と省電力がともに実現し、有機ELパネルと違って有機素材を含まないため焼き付きのおそれもなし。有名アナリストMing-Chi Kuo氏も2020年~2021年にかけて6つのミニLED搭載製品がリリースされると予測していました。

なによりアップルがミニLEDシフトを急ぐのは、iPhone 12シリーズ全機種で有機ELディスプレイ採用が予測される事情と表裏一体にも思えます。以前もTrendforceは、韓国サムスンの支配下にある有機ELディスプレイ市場の制約からの解放を目指すアップルの思惑を推測していました

2021年初に発売とみられる12.9インチiPad Proは、5G対応やA14X(iPhone 12に採用が予測されるSoC「A14 Bionic(仮)」の強化型)搭載も予想されていますが、iPad Pro(2020)のアップデートが控えめだっただけに、全面的なモデルチェンジとなりそうです。

Apple Silicon初号機は13インチMacBook Pro、Airは安くなる噂

MBA
Engadget Japan

アップル独自開発ArmベースチップApple Silicon、最初の搭載Macは2020年内にリリースされる予定。その発売スケジュールの詳細を、有名アナリストMing-Chi Kuo氏が予測しています。

同氏が前にも述べたとおり、Apple Silicon初号機は13インチMacBook Proになるとのこと。つまりかねてから予言されている14インチMacBook Pro(ベゼル狭額化など13インチをベースに完全新規設計)は今回もおあずけというわけです。

それ以上に目を惹くのは、インテルからアップルCPUへの切り替えによるコストダウンに伴い、MacBook Airのエントリー価格がもっと下がるとの予測です。ちょうど「Apple Siliconがインテル製チップよりかなり安い」とTrendforceが伝えたばかりのタイミングでもあります。

Apple Siliconお試しデバイス的なDTK(移行用の開発キット)は予想を上回る好ベンチマークを記録していましたが、果たしてアップル独自GPUが動画処理など重いプロユースに耐えられるのかは未知数です。しばらくは「コスト削減=価格の引き下げ」に注力されそうな気配もあり、消費者的にはまずエントリーモデルでApple Siliconの性能とやらを見せてもらった方が賢明かもしれません。

 
新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]

 

関連キーワード: Apple, applerumor, miniled, iphone12, iphone12pro, OLED, ipadpro, apple sillicon, macbookpro, Macbookair, news, gear
0シェア
FacebookTwitter