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Apple Watchの心臓監視機能により重篤な病気が見つかった、命が救われたとの逸話はたびたび伝えられてきました。そして新たに、米オハイオ州在住の青年が自らの心臓に起きていることをApple Watchに知らされ、必要な措置を受けられたと報じられています。

米ニュースメディア24NEWSによると、最近オハイオ州立大学を卒業したザカリー・ジーズ氏(当時25歳)は、人生のほとんどを通じてフリードライヒ運動失調症と闘い、中学生時代から車椅子に乗って過ごしていたと伝えられています。この疾患は徐々に神経系を冒す遺伝性のもので、筋肉の衰弱や心臓疾患を引き起こし、歩行失調を伴うとされています。

熱心なApple Watchユーザーのジーズ氏は、時計から安静時に毎分210拍もの高い心拍数(個人差はあるが、通常60~100拍/分とされる)を警告されたとのこと。そこで診察の結果、心房粗動(心房の運動が活発になっている状態。心房細動では心房と心室が不規則に活動するが、心房粗動は規則的に活動する)を治すために心房アブレーション(カテーテルの先から高周波電流を流し、生体組織を小さく焼き切って治す)が必要と診断されました。

そうした処置を受けた後、ジーズ氏の心拍数は正常に戻り、すでに約90%まで回復しているそうです。ご本人は「Apple Watchは何かが起こっていると私に教えてくれました。そんなときは受診に行って何が問題かを確かめるべきなんです」と語っています。

Apple Watchでは高心拍数や低心拍数のしきい値を設定できます。これを行っておくと、運動を終了して10分以上経ってもしきい値を心拍数が上回る状態または下回る状態が続いている場合に、通知を受け取ることができます。

iPhoneでの設定方法は、次の通りです。

Apple Watch アプリを開きます。

  1. [マイウォッチ]タブをタップしてから、[心臓]をタップします

  2. 「高心拍数」をタップし、心拍数(100~150拍/分)を選択します

  3. 「低心拍数」をタップしてから、心拍数(40~50拍/分)を選択します

またApple Watch単体でも設定可能です。そのやり方は、こちらの[高心拍数または低心拍数についての通知を受け取る]をご参照ください。

本機能は日本でも使えますが、すでに国内でも医療機器認証を受けているECG(心電図)アプリがいつ利用可能となるのかは気になるところです。

Source:24NEWS

Via:9to5Mac