アップル、Apple Watchを新型コロナ早期発見に活用等の共同研究を開始

Series 6のSpO2センサーを活用

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年09月16日, 午後 03:00 in Apple
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9月16日未明に発表されたApple Watch Series 6は、新たに血中酸素濃度(SpO2)センサーが追加されています。アップルは本機能が一般的なウェルネスやフィットネスを目的としたものであり、医療での使用や診断などに利用するのは守備範囲外と述べています。

しかし、それはあくまでも記事執筆時点でのこと。アップルはApple Watchの健康関連センサーが心臓や肺の健康管理にどのように役立てられるかを調べるため、3つの新たな健康研究を始めると発表しました。

まず第一に、米カリフォルニア大学アーバイン校およびAnthem(米大手保険会社)と共同でSpO2やその他の長期的に得られる生体情報を用いてぜん息をよりよく理解し、管理できる方法を研究するとのことです。

第2にカナダのTed Rogers Centre for Heart Research(トロント大学)および北米有数の医療研究組織University Health Networkと協力して、Apple WatchによるSpO2計測などを心臓の健康のためにいかに役立てるかを研究していく予定。

第3に米Seattle Flu Study(シアトル・インフルエンザ研究。ビル&メリンダ・ゲイツ財団が支援)やワシントン大学医学部と協力し、心拍数やSpO2アプリをインフルエンザやCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)などの初期兆候の検知に活用するやり方を探る方針が打ち出されています。

さらにアップルとシンガポール政府は、Apple Watchを活用して健康的なライフスタイルへの転換を促すためのパーソナライズ可能なプログラム「LumiHealth」に関する提携を発表しました。

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10月下旬から2年にわたり実施予定の本プログラムは、ユーザーに良質な睡眠、適切な運動、より健康的な食事の選択を促すことを目指すもの。設定された目標やチャレンジを達成すれば、最大380シンガポールドル(約3万円)の賞金も獲得できます。

これらの試みのなかで注目を惹くのは、やはり新型コロナウイルス感染症の初期兆候の検知にApple Watchを役立てる研究でしょう。もちろん実現は望ましくはありますが、研究が完了する前に感染症がワクチン等で根絶することも祈りたいところです。

Source:Apple(1),(2)

 
 
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関連キーワード: Apple, applewatch, applewatch series6, Health, spo2, news, gear
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