Apple Watch
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イギリスにて、増水した川に流されたサイクリストがApple Watchを通して緊急サービスに連絡し、無事に救出されたとのニュースが報じられています。

英BBC Newsによると、男性が増水したワイ川(イギリスで5番目に長い川)に自転車ごとさらわれ、下流に流されたとのこと。男性はそこで枝につかまってFireControl(消防救助サービス)への連絡に成功したと伝えられています。

救出はすぐとはいかず、サイクリストは通行人の助けにより発見され、居場所を突き止めて安全場所まで救助するのに20分はかかったそうです。その間、本人は気にしがみつき、Apple Watchを使って消防隊員に話しかけ続けたとのことです。

最終的にサイクリストは川の流れが「非常に速い部分」に流され、落ちた場所から約1マイル(約1.6km)のところで救助されました。救急隊員は「この種の事故のために非常によく訓練されていますが、このような満水時の水位が高い川の状況は再現できません」と説明しており、サイクリストが木の枝につかまれたことが幸運であり、また握力を失わずつかまり続けられたことにも驚きを述べています。

Apple Watchには緊急SOS機能があり(モバイルデータ通信に対応していないモデルでは近くにiPhoneがあることが前提です)、サイドボタンを押し続けることで自動的に緊急通報用電話番号に通報ができます。

緊急SOS事態はiPhoneも備えているのですが、この事例ではおそらくiPhoneであれば激流にデバイスだけ流されていた、ないしはポケットから取り出せなかった可能性もあります。そうした点において、手首に巻いていて外れにくく、どんな状況であれ手が届きやすいApple Watchの装着方法が幸いした例と呼べそうです。

さて、ここ最近のApple Watchは各種センサーによる健康関連機能がますます充実しており、ついに日本でも心電図アプリが利用可能になった(Series 4以降)ことが注目を集めています。

その一方で過去モデルでも使える緊急SOSや、iPhoneから位置が探せる点も、いざというときには命綱ともなりえます。

つい先日も誘拐された女性がApple Watchにより警察に追跡されて保護された一件もありましたが、家族が1台ずつ持っておけばあらゆる不測の事態に対応しやすいのかもしれません。

Source:BBC News

via:9to5Mac