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アップルは16日未明の新製品発表イベントでApple Watch Series 6を発表し、血中酸素濃度(SpO2)センサーの搭載を明らかにしています。しかしその場では、この機能がどの国で利用可能になるのかには言及しませんでした。

このたび同社が新たに公開したサポートページから、日本を含む世界100カ国以上で利用できることが判明しました。

Apple Watch Series 4以降に搭載されたECG(心電図)アプリは各国の規制(医療機器としての認証が必須など)により利用が制限されており、記事執筆時点では日本でも使用できません。しかし同様の規制は、血中酸素濃度アプリには適用されない模様です。

アップルは本機能につき「血中酸素ウェルネス」なる概念を提唱。すなわち一般的なウェルネスやフィットネスを目的としたものであり、医療での使用や診断などは守備範囲外だと強調していましたが、医療機器としての規制を免れる意図もあったのかもしれません。

とはいえ血中酸素濃度アプリのサポートページには「特定の国や地域でのみ利用可能」ともあり、特定の国では何らかの規制が適用され、利用できない可能性もあります。

Apple Watch Series 6に備わった血中酸素濃度センサーは、4つのLEDクラスターと4つのフォトダイオードから構成されたもの。まず緑色と赤色のLEDと赤外線LEDが手首の血管を照射し、反射光の量をフォトダイオードが読み取り、その血液の色を先進的なアルゴリズムにより計算して体に取込まれた酸素のレベルを算出するとのこと。

一般的に血液の色が明るければ酸素の量も多く、暗い赤色だと少ない傾向があります。

記事執筆時点では医療的な使い方はできないものの(アップルは将来的に役立てられないかを研究開始)、ユーザーが継続的に測れば「昨日より体調がいいか悪いか、直近1週間はどう変動しているか」などを大まかにつかむ目安にはなるはず。

Apple Watch Series 6のもう1つの健康機能であるECGアプリも日本で医療機器認証を取得済みのため、そちらが利用可能になる日も心待ちにしたいところです。

Source:Apple