Messenger icon is seen displayed on phone screen in this illustration photo taken in Poland on July 26, 2020. Messenger, developed by Facebook, has introduced feature called Rooms that allows group video chats. Video meeting apps gained popularity during the coronavirus pandemic.  (Photo illustration by Jakub Porzycki/NurPhoto via Getty Images)
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アップルは2020年12月半ばからApp Storeアプリに、プライバシーポリシーを明記したラベル「Appのプライバシー」(プライバシーラベル)表示を義務づけています。すべてのアプリは収集するデータの種類、およびそれらのデータがユーザーと紐付けられているか、あるいはユーザーのトラッキングに利用しているかを公開しなければなりません。

そこで4つの大手メッセージングアプリのプライバシーラベルを比べたところ、目に見える形で個人情報の扱いに差が出ていることが明らかとなりました。

ちなみにプライバシーラベルを確認する方法は、以下の通りです。

  1. iPhoneまたはiPadのApp Storeでアプリを表示する。

  2. アプリの説明や「評価とレビュー」の下までスクロールして、「Appのプライバシー」を表示する[詳細を表示]をタップして、プライバシーラベルを完全に表示する

また、Web上でのApp Storeアプリページでも、「評価とレビュー」の下にある「Appのプライバシー」横の[詳細を表示]をクリックすれば、同様の情報が確認できます。

さて、英ForbesはSignal(エンドツーエンド暗号化などプライバシー保護が強調されるアプリ)とアップル純正のiMessage、WhatsappおよびFacebookメッセンジャーといった4つのメッセンジャーアプリにつきプライバシーラベルを比較。そのうち3つの表記は次の通りです。

Signal

なし。(唯一取得する個人データは電話番号のみ。ただしIDには紐付けされず)

iMessage

  • メールアドレス

  • 電話番号

  • 検索履歴

  • デバイス ID

Whatsapp

  • デバイス ID

  • ユーザー ID

  • 広告データ

  • 購入履歴

  • およその場所

  • 電話番号

  • メールアドレス

  • 連絡先

  • 製品の相互作用

  • クラッシュ データ

  • パフォーマンス データ

  • その他の診断データ

  • 支払い情報

  • カスタマーサポート

  • 製品の相互作用

  • その他のユーザーコンテンツ

そしてFacebookメッセンジャーは列挙するとページの長さが凄まじいことになるので割愛しますが、ユーザーから収集するデータが次のように可視化されています。左からSignal、iMessage、Whatsapp、Facebookメッセンジャーの順番です。

privacy

Facebookはアップルの新たなプライバシー保護ポリシーを「中小企業のため」として批判する新聞広告を展開していましたが、ここで明らかにされたデータ収集が、両社の対立をめぐる議論に影響をおよぼすのかもしれません。

Source:Forbes

Via:9to5Mac