Tomohiro Ohsumi via Getty Images
Tomohiro Ohsumi via Getty Images

アップルが将来のMac用プロセッサーに採用すると発表し、さらに先日ランキング世界一に輝いた日本のスーパーコンピューター富岳のCPUにも採用されていることから、われわれ一般人の間でも一気に高性能なイメージが上昇した英Armが、好調とされるIoTサービス事業をソフトバンクグループに移管し、半導体IPビジネスに集中すると発表しました。

ArmといえばインテルやAMDのように自社でCPUを製造するのでなく、アーキテクチャー設計だけを行い、そのIPを他社にライセンスするビジネスモデルが特徴。多くはiPhoneに代表されるモバイル機器に向けた省電力なプロセッサー用途ですが、富岳のようなスパコン/HPCでもその省電力性能も含めた総合的な評価から採用される事例があります。

Armのサイモン・シガースCEOは、ソフトバンクへのIoT事業移管により「コアIPロードマップの革新に向けてより強い立場に立てるようになり、パートナーに対し幅広い市場に拡がるコンピューティングソリューションのチャンスを捉える、より強力なサポートが可能になる」と述べています。

ソフトバンクグループへのIoT部門の移管は9月末を予定。Armは完全に関与しなくなるわけではなく、引き続き協力していくとしました。ソフトバンクグループは2016年にArmの全株式を取得し、子会社化しています。

source:Arm