au版Galaxy Z Fold2の実機をチェック。海外版との違いや純正ケースも紹介

閉じたままでも十分に使えます

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2020年10月12日, 午前 11:44 in Galaxy Z Fold2
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Galaxy Z Fold2

auが11月上旬に発売する、Samsungの折りたたみスマートフォンGalaxy Z Fold2 5G。前モデルGalaxy Foldの微妙な点であった、閉じたときに本体と比べて極めて狭くなるカバーディスプレイを4.6インチから6.2インチに大型化。開いた状態でもフロントカメラ部の切り欠き(ノッチ)もなくなり、7.3インチから7.6インチに大型化し、すっきりとした印象になりました。

すでにいくつかレビューは掲載されていますが、au版のサンプルをお借りすることができたので、あらためて実機をチェックするとともに、海外版から何が変わっているのかも簡単に確認したいと思います。

■閉じたままでも普通のスマホとして利用可能

まず、Galaxy Z Fold2の印象的な変更点が、カバーディスプレイの大型化です。閉じた状態でほぼ全画面となっており、このままでも、普通のスマートフォンのように利用できます。

Galaxy Z Fold2
▲2台を重ねて持ったような厚みと重さにはなりますが、このまま利用できます

カバーディスプレイのサイズは6.2インチ(2260x816)で、アスペクト比は25:9。Xperia 1 IIの21:9を超える縦長ディスプレイです。もちろん、こちらの画面でも上下に2分割でアプリを利用できます。

Galaxy Z Fold2
▲Galaxy S20(左)と比較。普通にこのサイズのスマホが欲しいかも

さすがに、まだ綺麗に2つ折りではなく、若干の膨らみはありますが、あまり気にはなりません。

Galaxy Z Fold2

■メインディスプレイはノッチがなくなりすっきり

開くと7.6インチ(2208 x 1768)の大画面は、Galaxy Foldでは右上にあったカメラ部の切り欠きがなくなり、パンチホールカメラになりました。このため、すっきりとした印象になっています。

Galaxy Z Fold2

画像を表示するなど、普段利用している分には気になりませんが、折り目はしっかりとあります。

Galaxy Z Fold2

最大3画面のマルチウィンドウに対応するほか、ポップアップウィンドウで別途5枚のウィンドウを表示可能。そこまで開くとあまり実用性はありませんが、マルチウィンドウの3分割は便利です。

Galaxy Z Fold2
▲最大3分割+5枚のウィンドウを表示可能

■ヒンジは無段階調整に。机上に置いてカメラ撮影も

開閉角度が固定だった前モデルと違い、Galaxy Z Fold2では75度から115度の範囲で無段階に開閉が可能になりました。このため、カメラも机上に置くことで、三脚いらずで撮影できます。

カメラアプリは、ディスプレイを折り曲げ状態だと専用のUIに変化。上画面でプレビュー、下側に撮影した写真やシャッター、各種設定メニューが表示されます。

Galaxy Z Fold2
▲もちろん、インカメラもこの状態で撮影可能。ビデオ会議などで便利そうです

ディスプレイを広げて、大画面での撮影も可能。撮影時に細部まで確認したい場合には良さそうです。

Galaxy Z Fold2
▲画面は広くなりますが、撮影はしづらい

ただ、カメラとして使う場合には、閉じてカバーディスプレイを使った方が撮りやすいです。

Galaxy Z Fold2
▲この状態だと、普通のスマートフォンと変わりません

ちなみに、背面カメラは超広角・広角・望遠の3眼仕様で、画素数はすべて1220万画素です。

Galaxy Z Fold2

■120Hz駆動でゲームもスムーズ

Galaxy Z Fold2の画面は単に折りたためるというだけではなく、120Hz駆動にも対応しています。

Galaxy Z Fold2
▲設定は120Hzと60Hzの2種類。なお、120Hzにしても解像度が落ちたりはしません

そもそもが、SoCもSnapdragon 865 PlusにRAM12GBとハイエンド仕様なGalaxy Z Fold2。ゲームもスムーズに動作します。

ただ、大画面でプレイできるのはいいのですが、タッチ操作が激しいアクションものは、ディスプレイが柔らかめなこともあり、爪で傷つきそうなのがちょっと怖いです。

Galaxy Z Fold2
▲原神も大画面でプレイできます

Galaxy Z Fold2
▲原神はカバーディスプレイ側でも問題なくプレイできますが、ディスプレイの切り替えには非対応でした

■海外版との違い

au版と海外版の違いですが、実際のところ、外見上の違いはほぼありません。唯一違うのは、前モデル同様に、側面のロゴが「Galaxy」に代わっているぐらいです。

Galaxy Z Fold2
▲上がau版の「Galaxy」。下が海外版で「SAMSUNG」

なお、海外版のSM-F916Bは、物理SIM+eSIMのデュアルSIM仕様ですが、au版はeSIMには非対応。物理SIMが1枚だけ挿せます。

Galaxy Z Fold2
▲au版はシングルSIM

■アクセサリーの充実に期待

Galaxy Z Fold2の純正カバーも発売が予定されていますが、そのうちの1つであるLeather Coverを海外から購入してみました。

Galaxy Z Fold2

手触りもよく、出っ張っているカメラ部分もしっかりと保護してくれそうではありますが、難点は片側しかカバーしてくれないこと。

Galaxy Z Fold2
▲カバーは片側のみ

前モデルでは、カバーディスプレイが小さかったこともあり、純正ケースでも両側にカバーがあったのですが、Galaxy Z Fold2の純正ケースは、Leather CoverとAramid Standing Coverとも、ケースはカメラ側のみとなっています。

Galaxy Z Fold2
▲内側は本体に傷がつかないようスウェード調

このため、開いて机上に置くと、がたつきます。ケースがなくてもカメラの出っ張りでがたつきはあるのですが、ケースがある方がそれが大きくなる印象です。

Galaxy Z Fold2
▲ケースを付けると、平置きしたときのがたつきが大きくなります

サードパーティーからカバーディスプレイ側も保護するケースが登場すると思いますが、純正ケースの質感がかなりいいので、これとセットで使えるバンパーのようなものを出してほしいところです。

■FeliCaは欲しかったが、おおむね満足

しばらく使ってみているのですが、これといった不満点もなく、普通に使える折りたたみ端末が登場したという気がしています。私の使い方だと電子書籍を読んだり、動画を見たりする以外では、画面を開くことはあまりなく、大抵はカバーディスプレイだけで済んでしまうのですが……。

ただ、最大のネックは価格でしょう。auでの価格はまだ発表されていませんが、おそらくは前モデルGalaxy Foldの24万円よりも高くなるのではと思います。海外でも2000ドルを超えるので妥当なところではあるのですが、この価格の端末であるなら、FeliCaを搭載してメイン端末としてフル活用できるようしてほしかったところです。au Payがあるので、FeliCaは不要と考えているのかもしれませんが……。


 

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