Audi Communications Motorsport
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アウディが、2022年のダカールラリーに参戦するハイブリッドラリープロトタイプマシンRS Q E-Tronの耐久テストをを完了しました。このテストはスペイン・サラゴサ近郊で8日間にわたって行われ、その間ステファン・ペテランセル、マティアス・エクストローム、カルロス・サインツといったラリー・ラリークロス界のレジェンド3人がステアリングを握りました。3人はそのまま2022年のダカール・ラリーにアウディチームから出場する予定です。

アウディスポーツのファクトリーで実施されたシェイクダウン、ドイツ国内での初のオフロード走行テストに続く3度目となる今回のテストは、可能な限り多くの距離を走行し、その耐久性を試すとともに、マシンの弱点を洗い出すことが目的。アウディRS Q E-Tronは8日間で1700kmを走破し、最高速度は180km/hを記録。

テストを終えたドライバーはいずれもマシンのパフォーマンスには満足した様子でカルロス・サインツは「本番に近いコンディションでの最初のテストとしては、マシンの挙動にとても満足だ」とコメント。しかし、まだ微調整が必要な点もあるとしています。9月に行われるSUVの次のテストでは、アウディは初めて本番に近い砂丘環境にRS Q E-Tronを持ち込む予定です。

Audi Communications Motorsport / Michael Kunkel
Audi Communications Motorsport / Michael Kunkel

ちなみにRS Q E-Tronは、フォーミュラEにアウディが供給しているモータージェネレーターユニット(MGU)3基をダカール・ラリー向けに調整して搭載、駆動と回生に使っています。さらにドイツツーリングカー選手権(DTM)用のマシンに搭載する2リッター直4の直噴ターボエンジン(TFSI)を発電用として、バッテリーの充電とモーターの駆動に利用するなど、フォーミュラEとDTMマシンをハイブリッドして誕生したラリープロトタイプマシンです。

Source:Audi