販売停止のホラゲ『還願 DEVOTION』台湾で限定再販。パッケージ版のみ

もちろん問題のアレは修正済み

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年06月10日, 午前 06:50 in devotion
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Red Candle Games

2019年に発売されたものの、中国の習近平国家主席を揶揄するメッセージが含まれていたとして発売見合わせになっていた台湾のホラーゲーム『還願 DEVOTION』が、台湾国内で限定パッケージ版として再び販売されます。

『還願 DEVOTION』は1980年代の台湾に暮らす家族の生活に起こった出来事を追体験する格好で展開するホラーゲーム。プレイヤーは中華ノスタルジックかつ薄暗い当時アパートをさまよいながら、ある種肝試し的な恐怖を味わうことができます。

発売当時非常に高い評価を得て名作との呼び声もあったこのゲームが販売を見合わせることになったのは、ゲーム内のオブジェクトに習近平氏をくまのプーさんになぞらえた表現が発見されたから。中国では数年前、首脳会談でオバマ大統領とともに歩く姿を捉えた写真にプーさんとティガーが歩く画像を並べたネタ画像が話題となりましたが、習近平氏にとっては気に入らなかったのか、以降、中国ではくまのプーさんの中国名「小熊維尼」やその画像を使用することがタブーとなっています。

ところがそれが中国でも発売されていた『還願 DEVOTION』にみつかったことで騒ぎが勃発。開発元のRed Candleは問題の表現がスタッフのミスで取り除かれなかったことを明らかにして謝罪をし、すぐさま修正パッチをリリースしたものの、様々な議論はなおもおさまらず、後に中国での販売元Indieventは営業許可取り消し処分となりました。またゲームは中国だけでなく全面的に販売が見合わせられる事態になりました。

今回の再発は限定パッケージでの予約販売形式となっており、6月8~15日まで予約を受け付けるとのこと。パッケージは2つのバージョンがあり、いずれもいくつかの特典が付属するもののサウンドトラックCDの有無に違いがあります。

なお、今回は台湾在住者のみを対象とした販売であるものの、Red Candleは「より多くの人々にこの作品を届けるべくあらゆる可能性を試す」としており、日本でも再び入手できるようになる可能性がないわけではなさそうです。

 
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