ポート数の限られるMacBook Airでも快適に画面拡張を利用したい場合、ドッキングステーションの利用がおすすめです。この手の製品はいくつもありますが、ベルキンが3月12日に発売した「USB-Cデュアルディスプレイドッキングステーション」を試してみたので、本稿ではその模様をレポートします。

「USB-Cデュアルディスプレイドッキングステーション」は、ケーブル1本の抜き差しで充電と映像出力、周辺機器接続がまとめて行えるようになる製品。M1チップ搭載のMacBookシリーズを含む多くのノートPC等で利用可能です。

ベルキン「USB-Cデュアルディスプレイドッキングステーション」(Amazon.co.jp)

さっそくセットしてみる

USB-Cデュアルディスプレイドッキングステーションのサイズは、縦横95mm、高さ33mm。底面四隅には滑り止めが備わっています。

▲USB-Cデュアルディスプレイドッキングステーション

▲底面

ケーブル類が複数同梱されているので、電源ケーブルを接続したのち、ドックとMacBookを接続するためのUSB Type-Cケーブル(これも同梱されています)をセットします(※ドック〜ディスプレイを接続するHDMIケーブルは同梱されていません)。

▲同梱のケーブル類は計5つ

▲そのうち今回実際に使ったケーブルは3つ
▲手前のUSB-CポートからMacBook Airに接続。背面に電源コードを接続。背面のHDMIポートから2枚のディスプレイに画面出力

ドッキングステーションに備わっているディスプレイ出力ポートは、HDMIが2基です。映像出力もUSB Type-Cで揃えている人は注意してください。

ドッキングステーション背面には、電源ボタンがあるので、これを押すとインジケーターが光りドックが通電した状態になったことがわかります。

DislplayLink Managerをインストールする

機器をセットしてMacBookを繋げただけでは、ディスプレイへの映像出力は行われません。MacBook側にDisplayLink Managerというソフトをインストールし、起動しておく必要があります。

具体的には、DisplayLinkの公式サイトにあるmacOS用のドライバをダウンロードできるページにアクセスし、DisplayLink Managerをインストールしましょう。インストーラーの指示に従って操作すればOKです。

▲DisplayLink Managerのダウンロードページ

同ソフトウェアをインストールし終わったら、「システム環境設定」から「セキュリティとプライバシー」を選択し、「プライバシー」タブをクリック。メニューの一覧を下にスクロールし、「画面収録」を選びます。ウィンドウ左下にあるカギをクリックして認証を済ませ、「DisplayLink Manager.app」の欄にチェックを入れましょう。これでようやく準備が整いました。

▲「セキュリティとプライバシー」>「画面収録」で「DisplayLink Manager.app」にチェックを入れる必要がある

あとは、macOSのLaunchpad画面などから「DisplayLink Manager」を起動。メニューバー(画面上部の細長いメニューの部分)にアイコンが表示されていることを確認しましょう。この状態になれば、ドック経由でディスプレイに接続すると映像が表示されるようになります。なお、同アプリを終了するときには、このアイコンから「Quit」を選択すれば終了できます。

仕様と使い勝手について

製品サイトに互換性があると記載されている機器は次の通り。

MacBook Pro (2020)、MacBook Pro 13" M1 (2020)、MacBook Pro 16" (2019)、MacBook Air 13" M1 (2020)、MacBook Air 13" (2018)、MacBook Pro 15" (2018)、MacBook Pro 13" (2018)、MacBook Retina 12" (2015)、MacBook Pro 13" (2017)、Macbook Pro 15" (2016)、Mac mini M1 (2020)、Surface Pro X、Surface Book 3、Surface Book 2、Chromebook、Dell XPS 13” Ultrabook、Dell XPS 15"、Portege X20W-E、Portege X30-E、Tecra X40-E、ThinkPad X1 Carbon、Yoga 730

▲インテルチップのMacBook Proでも利用できた

ドッキングステーションのインターフェースとしては、前面(ユーザー側を向くと想定されている面)に、3.5mmコンビネーション入出力オーディオジャック、USB 3.1 Type-A、USB 3.1 Type-C(パソコンとの接続で使用する)を備えます。背面には、電源コードを接続する端子と、HDMIポート2基のほかに、USB 3.1 Type-Aが2基、ギガビット対応のイーサネットが備わっています。

▲前面に、3.5mmコンビネーション入出力オーディオジャック、USB 3.1 Type-A、USB 3.1 Type-Cポートなど

▲背面に、電源ポート、ギガビットのイーサネット、USB Type-A x 2、HDMI x 2など
▲右側面にケンジントンロック

最後に細かい仕様を付記しておきましょう。PCへの充電はUSB-C Power Deliveryに対応しており、最大85Wで行われます。映像出力は1080Pまでとなり、PC本体の画面を含めてトリプルディスプレイを構築可能。そのほか、前面のUSB 3.1 Type-AポートにiPhoneなどのデバイスを接続した場合は2.4A出力で充電できます。

同機の価格は税別1万6980円(税込1万8678円)。 在宅勤務において、MacBookの画面だけでは作業スペースが足りないと感じている人は、ディスプレイと合わせてこうしたドックを購入しておくと煩わしいケーブルのつけ外しから解放されて便利になるでしょう。特にMacBook Airのようにポート数が限られている機器の場合、複数ディスプレイへ画面拡張を行いたいならなおさら重宝するはずです。

ベルキン「USB-Cデュアルディスプレイドッキングステーション」(Amazon.co.jp)

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