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長引くコロナ禍で、在宅時間が増えたという人が多いのではないでしょうか。通勤していたときには、周りに音が漏れないよう、また自分も音楽を純粋に楽しめるよう、気密性の高いイヤホンを使っていた人でも、在宅ワークでは、むしろ周囲の音を取り込めるような工夫をしているかもしれません。運動不足解消のため、ジョギングをしている場合も、危険を避けられるよう、周囲の音を取り込む必要があるでしょう。

また、長時間、耳をふさぐことで耳孔が蒸れてしまうという悩みから、オープンイヤータイプのイヤホンの人気も高まっています。

そんななか、耳の穴を塞がないパーソナルオーディオ再生装置としてここ最近注目を集めているのが、骨伝導タイプのイヤホンです。通常、空気の振動によって鼓膜が震え、音を感じ取ることができますが、骨伝導タイプの製品は、骨を振動させることで聴覚神経に音を伝えます。鼓膜を使わないため、2つの音を同時に聞くことも可能というわけです。

骨伝導イヤホン(Amazon)

骨伝導タイプのイヤホンは、本来であれば自分だけに音が聞こえるはずなのに、周囲にも聞こえてしまう場合があります。これは、密着性が低い(製品があまり高品質ではない)ことや、ボリュームを大きくしすぎることが原因です。「レビューが良かったから買ったのに」とクレームを入れる前に、ボリュームを上げすぎていないかどうかもチェックしましょう。

なお、骨伝導タイプのイヤホンは“ノイズキャンセリング”という概念とは無縁です。なぜなら、周囲の音が聞こえることが前提の製品だからです。そのため、「周りの音がうるさくて音楽がよく聞こえない」といった問題が出てきます。しかし、そもそもそういう特徴のある製品なので、周りの音に負けないようにボリュームアップすることは避けたいもの。騒がしい場所では、通常タイプのイヤホンを使うなど、ケースバイケースで利用アイテムを切り替えていきたいところです。


AfterShokz Aeropex

骨伝導イヤホンのベストセラー商品

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AfterShokz Aeropexは、防水防塵性能に優れた骨伝導イヤホンです。IP67で、ホコリや雨、汗などに強く、丸洗い可能。また、激しい動きにもフィットして、脱落することがないので、特にジョギングやエクササイズを日常的に行なう人に向いているといえるでしょう。

また、マイク内蔵で、自分の声をクリアに相手に伝えるノイズキャンセリングのバージョンはCVC8.0。Bluetooth 5.0規格ということも併せ、クリアな会話を楽しめる本製品は、テレワーク時のオンラインミーティングなどにもピッタリといえます。バッテリーはフル充電することで8時間の連続再生/通話が可能。26gという軽さが、着けていることも忘れさせてくれます。本体だけで、再生/一時停止、ボリューム調整、曲送り/曲戻し、着信の応答/拒否/終了の操作を行なえます。

Amazonでの販売価格は約2万円です。

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AfterShokz OpenMove

人気ブランドのエントリーモデル

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AfterShokz OpenMoveは、骨伝導イヤホンで実績のあるAfterShokzのエントリー向けアイテム。カラーラインナップも豊富で、Grey、White、Blue、Pinkがあり、自分のスタイルにあわせて選べます。

通信規格はBluetooth 5.0。通信速度、距離、安定性が向上しているため、音飛びが少ないのが特徴です。また、マイク内蔵でCVC8.0ノイズキャンセリングを搭載しているため、自分の声をクリアに相手に届けることもできます。重さは29gと、上で紹介したAfterShokz Aeropexに比べて3g増えていますが、痛くなりにくい素材を使っているため、長時間の装着で負担感は少ないでしょう。

2台同時待ち受けができるため、スマホとPCなど、用途に応じて使い分けられます。内蔵バッテリーは、フル充電で最大6時間の通話、最大240時間の待受が可能。防水防塵性能はIP55なので、多少の汗や雨でも心配不要です。

Amazonでの販売価格は約1万円です。

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boco earsopen PEACE TW-1

貴重な完全ワイヤレスの骨伝導イヤホン

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骨伝導でも、完全ワイヤレスにこだわりたいのであれば、boco earsopen PEACE TW-1はどうでしょうか。装着方法は、イヤーカフのように耳介に挟むだけ。フィット性能が高いため、ジョギングなどの振動でも落ちることはありません。また、IPX7相当の防水性能があるので、汗や雨で濡れても問題なし。周囲の音を聞きながら、安心してワークアウトに励めます。

Bluetooth 5.0搭載で、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、SPP/SBC。マイク搭載で、テレワークにも使えます。片耳約9gと軽量ですが、フル充電での連続再生時間は最大5時間と短め。また、耳介の形や厚みによっては挟むことで痛みを感じることもあるため、その点は注意が必要です。とはいえ、首の後ろにコードがない完全ワイヤレスの骨伝導イヤホンの存在は貴重なもの。候補に入れてみるのはどうでしょうか。

Amazonでの販売価格は約1万3000円です。

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PHILIPS TAA6606

過酷な環境にも耐えられる仕様

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PHILIPS TAA6606は、オランダを拠点とするプロサイクリングチームおよびスケート競技のトップチーム「Team Jumbo-Visma」(チーム・ユンボ・ヴィスマ)とコラボして生まれた骨伝導イヤホンです。

周囲の音に気を配りながらも、司令塔からの的確な指示を聴き逃がせないロードレース。滴り落ちる汗や、突然の雨など過酷な状況にも耐える強さや性能の高さが求められているため、音飛びが少なく省エネに優れたBluetooth 5.2、連続再生時間は最大9時間、防塵防水性能はIP67とハイスペックになっています。

また、夜間の屋外で視認性を確保するためにセーフティライトも搭載しているため、夜のワークアウトを日課にしている人にもぜひ使ってもらいたい製品です。対応プロファイルはA2DP、HFP、AVRCP。通話可能なので、テレワークのお供にも◎。

Amazonでの販売価格は約1万4000円です。

PHILIPS TAA6606(Amazon)


KoeNoTani 骨伝導イヤホン

まずはお試しの人に最適な低価格製品

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KoeNoTani 骨伝導イヤホンは、骨伝導タイプを試してみたい人におすすめの低価格帯アイテム。低価格でもIPX6相当の防水性能と、音切れしにくいBluetooth 5.0、それに自分の声をクリアに伝えられるCVC8.0ノイズキャンセリングに対応しています。

バッテリーはフル充電で連続最大約6時間の再生が可能。約30gと、多少重く感じるかもしれませんが、耳孔を塞がないため、装着感は快適です。また、チタン合金を素材に使っているため、耐久性の良さも特徴です。

対応コーデックはSBC、AACで、iPhoneでもOK。Siriも使えます。収納ポーチ付きなので、持ち運びも容易です。Amazonでの販売価格は約6000円です。

KoeNoTani 骨伝導イヤホン(Amazon)


記事中の製品はEngadget日本版チームが推奨しているものです。販売情報は記事執筆時点のもので、価格や在庫状況は常に変化しています。

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