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ゲーミングディスプレーとは、ゲームに特化したディスプレーのことで、動きの速いゲームも快適に遊べるように設計されています。通常のディスプレーに比べるとやや高価ですが、その威力は絶大です。ゲーミングデスクトップPCを使っているのなら、その性能を引き出すためにも、ゲーミングディスプレーが必須と言ってよいでしょう。

ゲーミングディスプレー(Amazon)

ゲーミングディスプレーを選ぶ際には、「解像度」「応答速度」「リフレッシュレート」という3つのスペックが重要になります。

まずは解像度。製品によって画面のアスペクト比(縦横比)も異なりますが、一般的な16:9の場合、液晶サイズが24インチまではフルHD(1920×1080ドット)、27インチ以上はWQHD(2560×1440ドット)または4K(3840×2160ドット)が一般的になります。WQHDや4Kに対応した製品のほうが高精細な表示ができますが、それだけPCへの負荷が高くなるため、PCの性能が足りないと、フルHDでは快適に遊べても、WQHDや4Kでは表示がカクカクしてしまうこともあります。

応答速度も重要です。動きの速いゲームをプレイする場合、応答速度が遅いと残像が気になります。一般的なディスプレーでは5~10ms程度が主流ですが、ゲーミングディスプレーでは1~2msが主流で、製品によっては1msを切る製品もあります。

リフレッシュレートとは、1秒間に画面を書き換えられる回数のことです。通常のディスプレーのリフレッシュレートは60Hzですが、ゲーミングモニターでは、144Hzや240Hzといった高いリフレッシュレートに対応した製品が主流です。リフレッシュレートが高ければ、速い動きも滑らかに表示されますので、動きの速いFPSなどのプレイがより快適に、より有利になります。「フォートナイト」で“ビクロイ”を目指すなら、高リフレッシュレートに対応したゲーミングディスプレーをおすすめします。

これらのポイントを踏まえ、以下、おすすめの5製品を紹介します。

LG UltraGear 24GN600-B

基本スペックをしっかり抑えた高コスパモデル

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LG UltraGear 24GN600-Bは、23.8インチフルHD対応ゲーミングディスプレーです。

ゲーミングディスプレーでは、応答速度が速いTNパネルやVAパネルが使われていることが多いのですが、本製品は視野角や発色に優れたIPSパネルを採用しながら、1msという高速な応答速度を実現しています。HDRにも対応していますので、より鮮やかな表現が可能です。

リフレッシュレートは144Hz対応で、「Apex Legends」や「フォートナイト」のようなFPSも快適に遊ぶことができます。AMD FreeSync Premium対応で、乱れのない、より滑らかな表示が可能です。入力端子も、DisplayPort×1とHDMI入力×2の合計3系統を備えていますので、PC以外にBDレコーダーやコンシューマーゲーム機などを接続して使いたいという人にもおすすめです。

Amazonでの販売価格は約2万5000円で、コストパフォーマンスも優れています。

LG UltraGear 24GN600-B(Amazon)

MSI Optix MAG272CQR

没入感の高い高解像度湾曲ディスプレー

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MSI Optix MAG272CQRは、27インチWQHD対応ゲーミングディスプレーです。液晶が円弧状に湾曲していることが特徴で、目との距離が画面の端と中央であまり変わらないため、画面の両端の情報が入りやすく、より映像への没入感を得られます。

VAパネル採用で、応答速度1msを実現。また、リフレッシュレートも165Hzまで対応していますので、eスポーツアスリートの厳しい要求にも応えることができます。左右のベゼル幅が狭いので、複数台並べてマルチディスプレー環境を実現するにも向いています。

HDRやAMD FreeSync Premiumにも対応しているほか、入力端子も、DisplayPort×1、HDMI入力×2、USB Type-C(DP Alt mode)×1の合計4系統を備えています。さらに2ポートのUSBハブ機能や背面にRGB LEDを搭載するなど、まさに至れり尽くせりのディスプレーです。

Amazonでの販売価格は約5万円とやや高価ですが、それだけの価値はある製品と言えるでしょう。

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Acer Nitro VG252QXbmiipx

応答速度とリフレッシュレートにこだわる達人におすすめ

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Acer Nitro VG252QXbmiipxは、24.5インチフルHD対応ゲーミングディスプレーです。

本製品の魅力は、IPSパネルを採用しながら最小0.5msという超高速応答速度を実現し、240Hzという高リフレッシュレートに対応していることです。eスポーツ大会のFPS部門で優勝を狙うようなトップゲーマーなら、144Hzと240Hzの違いもはっきりとわかり、上位を狙うには240Hz対応ディスプレーが必要だというプレイヤーが多いようです。HDRやG-Syncにも対応してますので、映像の鮮やかさや滑らかさについても非の打ち所がありません。入力端子は、DisplayPort×1とHDMI入力×2という仕様で、こちらも十分です。

画面サイズや解像度よりも、応答速度とリフレッシュレートにこだわる達人ゲーマーにおすすめの製品です。Amazonでの販売価格は約4万円で、240Hz対応製品としては価格もリーズナブルです。

Acer Nitro VG252QXbmiipx(Amazon)

ASUS TUF Gaming XG32VQ

圧倒的な没入感と高画質を実現した大型湾曲ディスプレー

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ASUS TUF Gaming XG32VQは、31.5インチWQHD対応ゲーミングディスプレーで、ゲーミングディスプレーとしてはかなり大きな製品です。設置場所には注意が必要ですが、そのぶん、迫力のあるプレイが楽しめます。

湾曲ディスプレーなので没入感が高く、画面両端の情報も見やすいことが利点です。解像度も2560×1440ドットと高いため、高精細な表示が可能です。応答速度は1msと高速で、リフレッシュレートも144Hz対応なので、フレームレートが重要なFPSなどでも快適にプレイできます。HDRに対応するほか、独自の“EXTREME LOW MOTION BLUR SYNC”をサポートし、滑らかな表示を実現しています。

入力端子は、DisplayPort×1とHDMI入力×2で、最大3台の機器を直接接続できます。Amazonでの販売価格は約5万5000円で、30インチ以上の湾曲ディスプレーとしてはコストパフォーマンスも優れています。

ASUS TUF Gaming XG32VQ(Amazon)

アイ・オー・データ GigaCrysta EX-LDGCQ321HDB

高解像度で165Hz対応が魅力

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アイ・オー・データ GigaCrysta EX-LDGCQ321HDBは、31.5インチWQHD対応ゲーミングディスプレーです。IPSに似た方式のADSパネルを採用し、上下左右178度という広い視野角を実現しています。解像度は2560×1440ドットと高く、フルHDの約1.8倍の情報を一度に表示できます。

応答速度は1msと高速で、リフレッシュレートも165Hzまで対応しています。HDRやAMD FreeSync Premiumもサポートするほか、2ポートのUSBハブ機能を備えているので、キーボードやマウスなどの接続に利用できます。入力端子は、HDMI入力×3,DisplayPort×1、USB Type-C(DP Alt mode)の合計5系統と非常に充実しています。また、ステレオスピーカーを搭載し、PiP、PbP機能で最大2画面の同時表示ができるのも便利です。

Amazonでの販売価格は約5万円で、スペックを考えるとお買い得です。湾曲ディスプレーよりも通常の平面ディスプレーが好きだという人におすすめします。

アイ・オー・データ GigaCrysta EX-LDGCQ321HDB(Amazon)

記事中の製品はEngadget日本版チームが推奨しているものです。販売情報は記事執筆時点のもので、価格や在庫状況は常に変化しています。

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