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コロナ禍がだいぶ収まりつつありますが、企業によっては“原則テレワーク”へ移行していたり、しばらく続行することを決めたりしています。大学でも、オンライン講義の続いているところがありますし、そのほかの公立学校でも、いつ何時、在宅学習に戻るかわからない状態となっています。

学校ではプリントが配られ、オフィスでは必要な資料をいつでも印刷できる環境だったとしても、自宅ではそうはいきません。しばらくプリンターを買っていなかった家庭でも、「プリンター、買っておこうか」という流れになっているのでは? 最近では、印刷機能だけではなく、スキャナ機能や、スキャナを利用したコピー機能付きのプリンター、つまりプリンター複合機が入手しやすい価格になっています。

プリンター複合機(Amazon)

選ぶ際に気をつけたいポイントのひとつめは、自分に必要な機能があるかどうか。両面印刷ができるか、FAX機能の有無、コピー機能の充実性などをチェックしてください。

ふたつめは、ランニングコストです。本体価格を低く設定しているものでは、インクカートリッジが高額なものもあります。テレワークや家庭学習で使うのであれば、A4用紙1枚を印刷する場合のランニングコストを確認しておきたいところ。また、インクの入手しやすさもチェックポイントです。

最後は印刷品質です。長期間保存しておく作品などを印刷するのであれば、多少インク代が高くなっても高い印刷品質をもつものを選びたいと思います。しかし、確認のためにだけ使い、すぐに廃棄するような書類を印刷するのであれば、それほど品質にこだわる必要はないでしょう。

なお、今回おすすめするプリンター複合機の5製品は、どれもWi-Fi接続やスマホ印刷に対応したインクジェット複合機となっています。


エプソン EW-M754TW

コストを惜しむことなく印刷したい人向け

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エプソン EW-M754TWは、Amazonでの販売価格が約4万2000円と、最近のモデルの中では高めですが、ランニングコストに優れたFAX機能なしの複合機です。A4カラーで約3.0円、モノクロでは約1.3円なので、それほど惜しむことなく印刷できるでしょう。

エコタンク方式のインクはシアン、マゼンタ、イエローと染料系および顔料系のブラックの計5色。ブラックに顔料系を加えることで、文字をくっきりと印刷できます。それぞれ使い切りサイズと増量サイズのボトルがあり、使い切りサイズは5本セットで、Amazon販売価格が約2900円となっています。

自動両面プリント(ハガキ可)、4.3型ワイドタッチパネル、カセット・手差しでの給紙方法に対応。コピー機能では、免許証などIDカードの両面を1枚にコピーできたり、2枚のA4原稿(またはB5原稿)をA4用紙1枚に縮小してコピーするなど、紙を使いつつ、省資源にも気を配っています。

エプソン EW-M754TW(Amazon)


Canon PIXUS TS8530

写真印刷もきれいでアフターコロナでも使える

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Canon PIXUS TS8530は、コンパクトボディなのに高機能なハイスペック複合機です。給紙は背面トレイと前面カセットの2Way方式。背面トレイでは、A4用紙から名刺サイズまでを給紙できます。

インクは写真に強い染料インクと文字に強いブラックの顔料インクの6色を採用。シアン、マゼンタ、イエローのほか、グレーインクを実装することで、赤み、青み、黄みがかることのない美しく安定した色調のグレーと、なめらかなグラデーションを再現させます。ただし、A4カラー1枚の印刷コストは約12.2円。6色パックのインクは、Amazon販売価格が約7300円と、少し高めです。

コピー機能では、裏写りしそうな原稿を原稿台に載せても、自動補正を行ない、美しいコピーにしてくれます。また、両面コピー、4 in 1、2 in 1といった4面割付、2面割付も行なえるため、用紙を節約できます。Wi-Fi対応で、離れたところからでも電源オンと印刷を、PCやスマホから操作できるため、複合機の場所には印刷したものを取りに行くだけ、というところも便利でしょう。

Amazonでの販売価格は約3万5000円です。

Canon PIXUS TS8530(Amazon)


ブラザー工業 MFC-J4440N

インク交換の手間が少ないのが強み

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仕事や学校の都合でFAXが必要という人におすすめしたいのが、ブラザー工業 MFC-J4440Nです。プリンター、コピー、スキャナー、FAXの機能がこれ1台。なのに、幅435mm×高さ180mm×奥行き343mmとコンパクトサイズで置き場所に困りません。

印刷時のコスパも良く、A4カラー印刷で約4.1円、モノクロで0.8円。1度のインク交換で、カラーインクでは約5000枚、ブラックインクでは約6000枚も印刷できるため、家族全員で使いたい人はもちろん、大量に印刷する必要があるビジネスパーソンにも向いている機種だといえるでしょう。全色顔料インクで、くっきり見やすく印刷できるのも特徴的です。

FAX機能では、受信内容を2.7型タッチパネル液晶に表示することや、PCから直接送信することが可能。受信したものをEvernoteやDropboxなどクラウドで保存することもでき、印刷する手間とコストを抑えられます。コピー機能では、25〜400%の間で1%刻みで拡大縮小を行なえたり、4 in 1、2 in 1でのコピーをしたりもでき、用紙の節約になります。

Amazonでの販売価格は約4万円です。

ブラザー工業 MFC-J4440N(Amazon)


HP OfficeJet Pro 8020

全方位で使えるコスパに優れた1台

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HP OfficeJet Pro 8020は、FAX機能とADF(スキャン原稿の自動原稿送り)機能も搭載した複合機です。Amazonでの販売価格は約2万1000円とリーズナブルなのに、A4カラー印刷約9.8円、モノクロ約4.1円と、ランニングコストにも優れています。

スキャン機能では、スキャンした書類のPDF化、メール送信、クラウド保存といった一連のタスクをひとまとめにして登録し、ワンタッチで操作できるスマートタスク機能を搭載。業務効率化に貢献します。また、専用のスマホアプリでSNSやクラウドからの印刷やスマホ内の写真やドキュメントの印刷、スマートタスクの登録などが可能。PCをあまり使わない世代の人や、PCを立ち上げるのに手間を感じている人にとっては特に便利に使えるでしょう。

プリンターを守る機能、データを守る機能、ドキュメントを守る機能を搭載するなどセキュリティ機能も万全のため、ビジネス用途でも安心して使えます。サイズは幅460mm×高さ234mm×奥行き515mmと、ビジネス用途でも充分使える機能を持ちながらコンパクト。置き場所を選びません。

HP OfficeJet Pro 8020(Amazon)


Canon PIXUS TS5430

スマホからの操作や使い勝手が良好

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Canon PIXUS TS5430は、スマホフレンドリーかつイニシャルコストを抑えたエントリーモデルの複合機です。Amazonでの販売価格は約1万3000円ですが、A4カラー印刷は約18.5円となっています。

給紙は背面トレイと前面カセットの2Way方式。背面トレイでは、A4用紙から名刺サイズまで、普通紙で100枚、ハガキで40枚をセットすることができます。インクはシアン、マゼンタ、イエローの染料系と顔料系のブラックの4色ハイブリッドタイプ。文字をくっきり、写真を美しく印刷できます。印刷機能では、自動両面プリント、スマホからの写真でもきれいに仕上げる自動写真補正などに対応。確認してすぐに廃棄するような書類、ずっと残しておきたい作品写真のどちらの印刷にも向いています。

スマホでの使い勝手もよく、LINEで「ピクサス」をフレンド登録しておけば、トーク画面で写真を送り、ピクサスからの返信にあるコマンドをタップするだけで印刷可能。インク残量なども同じトーク画面からチェックできるので、コマンドを出したのに印刷されていなかった、という残念な結果も回避できます。スマートスピーカーがあれば「ナンプレを印刷して」「五線譜を印刷して」など、登録されているコンテンツを音声コマンドで印刷することも可能。ぬり絵コンテンツもあるので、家族で楽しめそうです。

Canon PIXUS TS5430(Amazon)


記事中の製品はEngadget日本版チームが推奨しているものです。販売情報は記事執筆時点のもので、価格や在庫状況は常に変化しています。

プリンター複合機(Amazon)