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紙への筆記は思考の流れを妨げません。とはいえ、紙のメモを残しておこうとするとかさばりがちですし、なくしてしまうことも少なくありません。また、全て持ち歩くことができないため、必要なときに閲覧できないということも生じてしまいます。

そんな課題を解決するのがスマホ連携文具です。これには、スマホを使って入力したものをアナログに出力(印刷)するタイプ(例:テプラなど)と、手書きしたものをスマホで管理するタイプがありますが、今回は直感的に手書きしたデータをスマホに集約するタイプのガジェットを紹介します。

スマホ連携文具(Amazon)

スマホにデータを集める方法としては、スマホアプリで書いたものを写す(スキャンする)タイプと、Bluetooth通信などワイヤレスで転送するものがあります。

また、保存方法も、単に画像として保存するタイプと、OCR(光学文字認識機能。アナログ文字をデジタルテキスト化する機能)を搭載しておりPDFやWordドキュメント、テキストファイルとして保存するものなど、さまざまです。前者では、買い物メモやToDoリストなどすぐに破棄する予定のものを、後者は会議や授業のノートなど蓄積したりあとから検索したりするものに向いています。

そのほか、勉強用タブレットなどを使わずに、いつもの筆記用具で集中度合いをトラッキングし視覚化するというものも。自分の使用シーンを見極めて、ライフスタイルにマッチしたスマホ連携文具を探すとよいでしょう。

KING JIM Boogie Board BB-14

手軽に書いてすぐに消せる。必要なメモはアプリで保存

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サッと手書きして、ボタン一発で消去できるBoogie Boardも、専用アプリの登場により、スマホ連携文具の仲間入りをしました。今年1月に発売されたばかりのKING JIM Boogie Board BB-14もそのひとつです。

これはA6サイズの電子メモパッドで、サイズが約105(W)×148(H)×5.5(D)mm、重さが約 75gと持ち歩きやすいのが特徴です。黒色をした画面に専用ペン(または爪)を走らせれば緑色の筆跡を残すことができ、ボタンを押せば一発全消去が可能。書き心地は、紙に書くようになめらかなのも特徴的です。

本体裏にはマグネットが取り付けられているため、デスクや冷蔵庫に貼り付けておいて、ちょっとしたメモ書きや冷蔵庫の中身の書き出し、買い物リスト作成などに役立ちます。

書き終わったら、画面を「Boogie Board SCAN」アプリで撮影すれば、黒字に緑ではなく、白地に黒の筆跡で保存可能。アプリ内ではテキストを加えたり、背景色を変えたり、不要な部分を消去したりするといった編集もできます。カラバリは黒、白、黄色、ネイビー、緑の5種類。Amazonでの販売価格は約2800円です。

KING JIM Boogie Board BB-14(Amazon)

BUTTERFLYBOARD ノーツエックス

スキャンしやすい携帯型ホワイトボード

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BUTTERFLYBOARD ノーツエックスは、携帯できるホワイトボードのバタフライボードから一歩進んだスマホ連携文具です。

筆記用のペンはホワイトボード用のものではなく、フリクションボールなど市販の消せるボールペンでOK。ボールペン尾部の消去用ラバーで細かな部分を消したり、水やウェットティッシュなどで全体を消したりすることで、何度でも書いて消すことができます。ノート部分の綴じ方は、糊や糸ではなくマグネット式。ページの入れ替えや、並べて広々としたスペースでアイデアを書き出せます。

水に強い素材であるにもかかわらず、反射を抑えたマットな質感で、スマホカメラでもクリアにスキャン可能。ノートより少し大きめに作られたカバーがあるから、エッジ検出もしやすく、わざわざ台形補正する必要もありません。スマホ標準カメラアプリやEvernote、CamScannerなど好みのスキャナアプリでスキャンして、データをスマホで持ち歩けます。

サイズは134(W)×210(H)×10(D)mm。用紙枚数は6枚で12ページ。Amazonでの販売価格は約7900円です。

BUTTERFLYBOARD ノーツエックス(Amazon)

NeoLAB Neo smartpen M1+

デジタルを意識させない使用感が魅力

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NeoLAB Neo smartpen M1+(ネオラボ ネオスマートペン エムワンプラス)は、専用ノートと組み合わせて使うタイプのスマホ連携文具です。

ペンの先端部に小型カメラを搭載しており、筆記時に専用ノートに印刷されたNcodeを読み取ることで、筆圧も含めた筆跡(ペンストローク)を記録。ペン内部に保存しておき、専用アプリ「NEO STUDIO」を開いたときにデータを同期するという仕組みになっています。

アプリを開いた状態であれば、リアルタイムにデータを記録して保存。アプリ内の録音機能を使えば、音声と筆記データが同期するので、保存後に、筆跡をタップしてその部分の音声を再生することもできます。もちろん、OCR機能もあるので、検索も容易。シェア機能を使って、議事録を素早くメールで共有することも可能です。

専用ノートには、ちょっとしたメモタイプから、大学ノートサイズのもの、商談の場にふさわしいモレスキンのハードカバータイプなどさまざまなものが用意されており、アプリ内でノート別に保存されるため、1冊使い切らずに、その場に合ったノートを使うことができます。キャップを開けたら電源ONの気軽さは、デジタル文具であることを忘れさせてくれます。Amazonでの販売価格は約1万5000円です。

NeoLAB Neo smartpen M1+(Amazon)

ROYOLE RoWrite

ランニングコストをかけずにノートをデジタル化

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専用ノートなどの運用コストをかけたくない、という人にうってつけなのが、ROYOLE RoWrite(ロヨル ローライト)です。

ノートカバー状になっているタブレットのセンサー範囲内で専用ペンを走らせれば、2048段階の筆圧と筆跡を記録。専用アプリ「RoWrite」を立ち上げた状態ならリアルタイムに反映されますし、あとで同期することもできます。保存形式はJPEG、PNG、PDFなど。ストロークそのものも記録されるので、動画形式で書き出すことも可能です。また、OCR機能があるので検索したり、テキストを再利用したりすることも簡単です。

技術のキモとなっているのはペンとタブレットなので、筆記する紙は何でもOK。付属のノートを使い切ったら、A5サイズのお好みのノート(60ページまでの厚みに対応)や、チラシの裏、コピー用紙なども使えます。Amazonでの販売価格は約1万6000円です。

ROYOLE RoWrite(Amazon)

コクヨ しゅくだいやる気ペン

自然とやる気が出て勉強の習慣が身につく不思議なペン

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コクヨ しゅくだいやる気ペンは、普段使っているえんぴつを挿して勉強するだけで、やる気や頑張りを可視化してくれる子ども向けスマホ連携文具です。

「ちゃんと勉強しなさい!」「宿題やったの!?」と叱られることはあっても、「こんなに勉強したのね」とほめられることは少ないもの。叱られてはやる気がそがれてしまいます。

本製品を使うと、どれだけ勉強に時間を費やしたかがペン尻側のLEDで一目瞭然。そのうえ、専用のスマホアプリと同期させれば、“今日のがんばり”をやる気の木の成長度合いで可視化。子ども自身はLEDの色でもう少しがんばりたいとやる気を出せますし、親は子どものやる気とがんばりを確認できるため、ほめやすくなり、さらに子どものやる気を引き出すことができます。

がんばりに応じてアプリ内アイテムが集まるというゲーミング性もあり、いつの間にか勉強する習慣が身につきます。Amazonでの販売価格は約6900円です。

コクヨ しゅくだいやる気ペン(Amazon)

記事中の製品はEngadget日本版チームが推奨しているものです。販売情報は記事執筆時点のもので、価格や在庫状況は常に変化しています。

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