210924switch_farming

9月もいよいよ下旬に差し掛かった今日この頃。日中は25℃を超える暑さの日もありますが、早朝や夜間はやや肌寒く、秋の深まりを体感している方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、“収穫の秋”が身近に感じられるNintendo Switch版の“農作業”ゲームを3作品ピックアップ。ゲームシステムや注目ポイントにフォーカスしながらご紹介します。

Nintendo Switch ゲームソフト(Amazon)

天穂のサクナヒメ

日本の伝統的な米作りがメインテーマ!

210924switch_farming

最初に取り上げるのは、インディーゲームサークル「えーでるわいす」が開発を手掛けた「天穂のサクナヒメ」。2020年11月に発売された和風アクションRPGで、正式リリースを迎えるやいなやSNSなどで話題となり、デジタル版&パッケージ版を含む出荷本数100万本を達成(2021年6月時点)。日本の伝統的な米作りをメインテーマに掲げており、農林水産省が公開した開発陣のインタビュー記事も話題を集めました。

本作の主人公は、人間とは別格とされる豊穣神「サクナヒメ」。プレイヤーは彼女を操作し、とある事情で集った人間の仲間たちと力を合わせて「ヒノエ島」(作中の舞台)に巣食う鬼退治に向かいます。ゲームは稲作パートとアクションパートを交互にこなす形で進行。「稲作パートで生み出した良質米を食べてステータスを底上げ→強敵がぞろぞろと押し寄せる2Dアクションパートにチャレンジ」……という具合に2つのパートが作用することで、和風アクションと農作業シミュレーションが融合した唯一無二のゲーム性を演出しています。

注目すべき米作り(稲作)システムは「田植期」「育成期」「収穫期」と3期に分割され、それぞれシーズンごとに行なう作業が異なります。田起こしにはじまり、種籾選別・育苗・田植え……などなど、田植期だけでも必要な工程が数多く用意されています。最初は満足のいくお米ができるまで苦労するかもしれませんが、その反面、自らの手でアッと舌をうならせるお米が収穫できた際の達成感は格別です。また作り込みの細かさも相まってか、米作りに対するプレイヤーの努力がしっかりステータス面へ反映されるのも嬉しいポイント。アクションゲームとシミュレーションをまとめて楽しみたい! という方にピッタリの一作と言えるでしょう。

Amazonでの販売価格(ダウンロード版)は約4900円です。

天穂のサクナヒメ(Amazon)

ファーミングシミュレーター20

実際の農作業の再現にこだわった作品

210924switch_farming

「だだっ広い土地で延々と作物を収穫したい」「農地で豪快に重機を乗り回したい」。そんな方々にオススメなのが「ファーミングシミュレーター20」です。「ファーミングシミュレーター」とは、2008年度より続くシミュレーションゲームの人気シリーズ。一貫して農作業をメインテーマに捉え、ゲーム内には実際の農業機械メーカー(ニューホランド/ジョンディアなど)も登場します。本作はそんな同シリーズのSwitch版にあたり、従来作の伝統を損なわず、コンパインやトラクターなどの“農業機械を駆使した収穫作業”が描かれています。

「実在する農業業界の大手メーカー48社、100台以上の農機を運転可能」と公式ページで謳われている通り、本作の見どころは現実の農作業を徹底的に意識した再現度にあります。作中に実装されている農業機械は外見をはじめ、運用に適したシチュエーションは無論、メーカーごとに細かな性能(積載量や作業幅など)が多種多様。そうした農業機械の運転に加え、肥料散布・作物の出荷・家畜の飼養といった専門的な要素も、本作のリアルさを深める要因となっています。

ファーミングシミュレーター20は、リアルゆえにファンタジー要素やストーリー性こそ乏しいものの、「地道に作業をこなして収益を増やす」「リソースを割いて小さな農地をイチから育て上げる」といった方針が好きな方にオススメ。実際に農作物の収穫に従事したことがある方なら、本作の作り込み(農作業の再現度)を身をもって味わえるのではないでしょうか。

Amazonでの販売価格(パッケージ版)は約4700円です。

ファーミングシミュレーター20(Amazon)

牧場物語 再開のミネラルタウン

牧場経営と住人たちとの触れあいに癒やされる

210924switch_farming

最後のおすすめ農作業ゲームは「牧場物語 再開のミネラルタウン」です。スーパーファミコンの時代から25年以上続くシミュレーションゲーム「牧場物語」シリーズ。その流れを汲むのが本作で、タイトル名に“再開”とある通り、2003年にリリースされたゲームボーイアドバンス用ソフト『牧場物語 ミネラルタウンのなかまたち』をベースとしています。

プレイヤーの分身となるのは、亡き祖父の跡を継いでミネラルタウンの牧場経営に乗り出した1人の若者(男性 or 女性)。最初は主を失って荒れ果てていた牧場も、プレイヤーが心を込めて手入れすることにより、だんだんと活気を取り戻していきます。雑草をむしって邪魔な石を取り除き、時間をかけて農作業のスペースを確保。狭い農地をやりくりして農作物を栽培し、収穫の利益で家畜を飼育しつつ、徐々に牧場経営を軌道に乗せる……。明確な期限などもなく、自分のペースでコツコツと牧場を成長させられるのが、“ほのぼの生活ゲーム”たる本作の魅力と言えます。

そして忘れてはならないのが、ミネラルタウンに住まう個性豊かな住人たちとのコミュニケーション。普段の何気ない会話や季節ごとの特定イベントを含め、彼ら(彼女ら)はミネラルタウンにやって来た新入り(プレイヤー)に対し、等身大の態度で接してくれます。また、作中に登場する異性キャラクターは交流を深めることで交際関係に発展。人生の転機として訪れるプロポーズ、思わず幸せな笑みがこぼれてしまう我が子の子育てシーンなど、本作には牧場経営を下地としたライフシミュレーションの醍醐味が詰まっていると言って過言ではないでしょう。

Amazonでの販売価格は約5700円(ダウンロード版)です。

牧場物語 再開のミネラルタウン(Amazon)

記事中の製品はEngadget日本版チームが推奨しているものです。販売情報は記事執筆時点のもので、価格や在庫状況は常に変化しています。

Nintendo Switch ゲームソフト(Amazon)